ツーリング日和19(第18話)大鳴門橋でランチ

福良への峠道だけどこっちはバイクだからなんとか走り抜け、峠道を下りてくると、「見て見て、帆船みたいじゃない」 大阪にもあったけど帆船型の遊覧船で良さそうだ。そこから道の駅福良に立ち寄ったのだけど、「この道の駅ってさっき見た遊覧船の発着場にな…

ツーリング日和19(第17話)南部の峠越え

大浜海岸を過ぎると洲本温泉みたいだけど、「こんなに立派だったっけ?」 ボクも意外だった。洲本温泉は明石大橋が出来た後に苦戦していた記事を読んだことはある。それまでは淡路旅行は泊りが定番だっだけど、橋が出来たお蔭で日帰り旅行にシフトしたとかだ…

ツーリング日和19(第16話)アワイチスタート

フェリーに乗り込んだのだけど、こうやってバイクを固定するのか。船室に入ってしばしの船旅。「船がたくさんいるよ。漁船かな」 今日は休日で市場も閉まってるから釣り船かな。それにしても多いな。「モーターボートも走ってるよ」 こういう景色はフェリー…

ツーリング日和19(第15話)明石に

バイクツーリングはフルオープンでするものだから気候の影響は直撃する。夏はオーブンで照り焼きになりそうなぐらい暑いし、冬は冷凍食品になりそうなぐらい寒いってこと。それでも夏でも冬でもツーリングを敢行するバイク乗りはいるけどヘタレのボクには無…

ツーリング日和19(第14話)翠明湖

「おはよう」 赤のダックスの到着だ。今日は西へのツーリング。そう山麓バイパスを使って西に走る。国道百七十五号をひたすら北上して西脇まで行くのだけど、あったあった、「馬事公苑の方ね」 バイパスを下りて最初の橋を渡りしばらく走ると、「あそこみた…

ツーリング日和19(第13話)意外な話

リストランテでの食事も終わったのだけど、問題はこの次だ。綺麗に終わるのならこれでお別れだけど、「あのね、高校生じゃないのだから」 もう少し飲みたいか。どこに行くかだけどスナックは論外だよな。カラオケも好きじゃない。音痴までいかないけど聞かせ…

ツーリング日和19(第12話)デートなんだろうか

チサさんから誘われたのは夕食を食べに行こうだったんだ。これ自体は不自然とは言い切れない。高校の同級生が偶然に再会して、そこから気が合ってマスツーを重ねてるから、次は夕食を一緒にする流れ自体は良くあるパターンのはず。 でもさぁ、でもさぁ、昼間…

ツーリング日和19(第11話)奥丹波蕎麦街道

名前呼びの件は結局押し切られてしまった。こんなもの御坂さんと呼ぶだけでも緊張ものなのに名前で呼べと言われても困るのだけど御坂さんは、「だから御坂さんじゃなくてチサって呼んでくれるって言ったでしょ。ほら練習よ」 いやいや、そう言われたって、「…

ツーリング日和19(第10話)名前呼び

なんだかんだで四回目のツーリングだ。いつものコンビニ駐車場で待ち合わせて、「新神戸トンネル経由でね」 まずは三田でモーニングだ。「あれ、アロハカフェじゃないの」 あそこでも良かったのだけど、「上高地あずさ珈琲?」 こっちも気になってたんだ。外…

ツーリング日和19(第9話)多田銀山

今日は三回目のツーリング。コンビニで待ち合わせをして、「遠回りにならない?」 御坂さんの希望なんだけど、やっぱり六甲山トンネルを超えるのはキツイって。たしかにそうだから今日は迂回するルートで走ってみる。まずは新神戸トンネル五十円也だ。箕谷料…

ツーリング日和19(第8話)法華口駅

さすがにラーメン食べただけで帰るのももったいないから、紫川ラーメンの前をさらに進み、中国道を潜り、あの信号を右だ。「フラワーセンターの方ね」 これは国道三七二号になりフラワーセンターにも行けるのか。そっちの方が御坂さんには良かったかもしれな…

ツーリング日和19(第7話)播州ラーメン

あれからも御坂さんと連絡を取り合って、今日は二回目のマスツーだ。待ち合わせは前の時に別れたコンビニの駐車場。待つことしばしで赤いダックスが駐車場に入ってきた。「お待たせ」 あかん。どうしたってドキドキするのを止めようがない。インカムを調整し…

ツーリング日和19(第6話)暗黒時代

家に帰って今日のツーリングを思い返していたのだけど、あれが現実にあった話と信じるのが難しいぐらいだ。高校二年か。あの頃がボクの人生の一つの転機であったよな。あんまり思い出したくない話だけど、今日は思い出してしまうな。 ボクは開業医をしてる。…

ツーリング日和19(第5話)バツイチ

ウソだろ。御坂さんが結婚したのは当然すぎるけど離婚してたなんて、「広川君もバツイチなのが不思議だよ」 ボクの結婚か。人並みに温かい幸せな家庭にしたいと思ってたし、子どもも出来た。でも順調だったのはそこぐらいまでだったな。元妻とボクの関係は言…

ツーリング日和19(第4話)迷子ツーリング

コメダのモーニングが済ませたらお別れにするのが一番スマートなのはわかってる。同級生だし、こんな時刻のモーニングを一緒に食べたぐらいなら誰にも後ろ指をさされたりしないはずだもの。 それはわかってるけど、このままサヨナラが惜しすぎる気持ちがある…

ツーリング日和19(第3話)出会い

灼熱の夏のツーリングは熱中症になりに行くようなものだから控えてたけど、秋を感じるようになったから北へのツーリングをスタート。それなりの距離を走るツーリングで必要なことはバイクの長時間走行に体を慣れさせるのもある。 これも実際に走ってみて学ん…

ツーリング日和19(第2話)慣らし運転

バイク屋で実車を見た感想は、「小さいな」 というのもそれだけ待っている間にモンキーが走っている姿を見たのがわずかに二度だけ。こんなに近くで実車を見るのは初めてなんだよ。スペックは知っていても実感はそんな感じだった。 バイクを受け取れば走って…

ツーリング日和19(第1話)待望の納車

もう三年ぐらい前になるかな。あの頃はまさにコロナ禍の真っ最中で、マスクを着けて三密回避をしようと言うか、それをしない者は吊るし上げみたいだったんだよな。夜に飲みに行くにも補助金もらってお休みばかりで、旅行だって行けるような状態じゃなかった…

次回作の紹介

紹介文としては、 コロナ禍の気晴らしのためにバイクを買いツーリングに出かけたコウキがコメダで出会ったのがチサ。高校時代のマドンナとの偶然の再会にコウキは舞い上がります。 話を聞くとチサはバツイチ、コウキもバツイチということでツーリングデート…

続爺医のひとりごと

大腸癌だけでも複数の診療科が必要になる今の医療システムですが、当然ですが現在の勤務医の医師たちは、 それが当然 こう考えておられます。これは責めているのではありません。そういうシステムの中で働いていればそうなる以外にしかありません。私は患者…

爺医のひとりごと

このブログは新小児科医のつぶやきなのですが、ここに付いている「新」は新人とかの意味じゃないのを知っている人は・・・もうおられるかどうかは疑問です。 そんなに捻ったネーミングじゃなく先代に小児科のつぶやきがありまして、これがシステムトラブルでぶ…

別所則治の謎

嘉吉の乱で滅亡した赤松氏ですが、政則の時に長禄の変に乗じて返り咲きます。政則はこれで赤松氏中興の祖ともされますが、既に応仁の乱に突入しており波乱の生涯を送ることになります。 ここの話をシンプルにしておきますが、赤松氏は山名氏の侵攻を受けるこ…

別所氏の源流

別所氏は故郷で秀吉と三木合戦をやった大名ですが、この別所と言う姓がどこから出たのかです。これも故郷に別所の地名があり、そこからぐらいと漠然と考えていましたが、どうやら違うようです。お手軽にwikipediaより、 氏祖は平安時代、赤松氏の祖である赤…

播磨守護赤松氏の源流

室町期の播磨の守護は赤松氏なのですが、この源流はお手軽にwikipediaより、 赤松氏は村上源氏・堀川大納言定房の孫の源師季に始まり、師季の子の源季房(季方とも)が播磨国佐用荘に配流され、その後裔の則景が建久年間に北条義時の婿になった縁で赤松村地…

ホンダ1300の思い出

昨日ひょいと出したホンダ1300が妙に懐かしくなったので思い出話です。それこそ半世紀以上前の話ですから記憶も曖昧かつ断片的なのはご容赦ください。それとホンダ1300の思い出と題しながら、スキーの思い出になっているのは笑っておいてください。 叔父(叔…

バイクのAT

バイクもAT免許とMT免許がありますが、どこまでAT免許で乗れるのかはボンヤリぐらいしか把握していませんでした。私のような爺が免許を取った頃には、そもそもAT免許が存在していませんでしたからね。 ATとはオートマチック・トランスミッションの略のはずで…

冬のバイク

とにかく寒くて通勤にしか使っていません。北海道のバイク乗りなんて初日の出を見るために宗谷岬に集まる動画も上がってましたが、そんな根性はどこにもありません。それでも通勤時間だけでも楽しく乗ってます。 とにもかくにも春を待っています。ギックリ腰…

恋せし乙女の物語 あとがき

久しぶりのオリジナルのラブロマンスです。これも手垢が着きすぎた分野ですが、ラブロマンスに求められるのは恋の行方がどうなるかです。言い換えればどれほどの紆余曲折があるかを求められます。それでもってヒロインの恋の行方を期待されます。 紆余曲折に…

恋せし乙女の物語(第37話)エピローグ

遺言にも等しい花屋敷さんの話だった。そして四か月を過ぎようとしてるけど今日は告別式。それも生憎の雨。いや生憎じゃない。花屋敷さんの短すぎた人生を悲しむ雨だ。祭壇に飾られた花屋敷さんの笑顔を見るのが辛すぎる。絢美も、涼花も来てるけど、「結城…

恋せし乙女の物語(第36話)花屋敷さん

お盆も過ぎてやっと猛暑も終わってくれそう。いやぁ、今年の夏も暑かった。若い時はこの夏の暑さがテンションを上げたりしたけど、この歳になると窓越しに見ていてもテンシュン下がるよ。 それでも帰りの夜道に秋を少しでも感じれるようになってきて嬉しいな…