納車から1年レビュー

 20ヶ月も待たされて納車され1年が経ちました。興味のない人も多いでしょうが、埋め草に1年レビューをさせて頂きます。

 結論を先に言うと満足しています。納車の前から乗って楽しいバイクのインプレは多々ありましたが、これは確実に日々実感しています。通勤にも使っていますから毎日乗っていますが、通勤で走らせるだけでも間違いなく楽しいバイクです。

 とにかく小型軽量ですから、乗り出しも気軽で、取り回しだってラクラクです。誰かが、

    軽さは正義だ!
 こうしていましたが、そうだと思います。もっとも、そういう発言をされた方は大型に比較してだったはずですが、私の場合はだいぶ違って、モンキーの前は20年ぐらい小型スクーターに乗っていました。

 ですから軽くなってラクになったと言うより、この歳で重いバイクは体力的にもシンドイがあり、軽いモンキーで良かったぐらいの比重が大きいぐらいです。

 購入前にデメリットとして良く上がっていたタコメーターやシフトインジケーターがないのも気にならなくなりました。あははは、嘆くより慣れろです。さすがに時計は欲しくなってチーカシ巻き付けで解消しています。

 最近気になるのはリアブレーキの鳴きです。バイク屋にも見てもらいましたが、

    問題ありまへん
 この鳴くのもいつもいつもじゃなく、乗り始めだとか、低速の時が多く、速度を出してたり、それなりに距離を走ると鳴らない時が多いようです。バイク屋には信用を置いてますから、鳴く時は鳴くぐらいで気にしないようにしています。


 デメリットは・・・殴っても蹴っても非力に尽きます。流れの速い道路もシンドイ時がありますが、峠道は苦しくなるのは認めざるを得ません。平坦地だって、それなりの速度で流しているつもりでも、追い抜かれることはあります。

 それをコンチクショウとしてサイズアップするのもバイクライフです。そりゃ、本音の本音のところではもっとパワーが欲しいが無いとするのはウソになりますが、さすがに歳を取りました。そうですね、軽トラがポルシェに追い越されたぐらいの感覚です。

 少しぐらいは非力さとスピードの弁護をしときたいですが、絶対的なパワー不足はどうしようもありませんが、体感的にはちゃんと走ってくれます。問題が生じるのは相対的な相手がいた時です。


 後は高速も自動車専用道も走れない事によるツーリング範囲の制約でしょうか。泊りを重なればともかく、日帰りとなると距離の限界が自ずと出ます。距離は体力問題もありますが、ルートがどうしても限られてきます。

 ルートなんて道路さえあれば走れるようなものですが、ツーリングの目的は個人的には気持ちよく走る事ですから、その条件で絞るとどうしてもってところです。もっとも新たなルート開拓は行っていますし、その反映を最近作に書いています。


 そして初めに戻るですがモンキーは気に入っています。それがすべてだと勝手に思っています。歳からして最後のバイクになる可能性がこれでもかぐらい高いですが、良いバイクに出会えたと満足しています。