まだ六月ですが阪神の次期監督の話がチラチラ出ています。これは成績不振も原因ですが、矢野監督が今年で退任を宣言しているのもあります。現監督がいなくなれば、後釜予測が出ない方が不思議でしょう。
こんなもの蓋を開けてみないとわかりませんが、巷間で名前が挙がっているのが2005年の優勝監督の岡田です。実績も十分で、本人も意欲がありそうで、なおかつ阪神OBです。現時点では本命ぐらいに言えそうな気がします。
岡田の次に多そうなのは、中日で一時代を築いた落合。個人的には健康問題が気になりますが、伝統的にぬるま湯体質の阪神には外様監督が必要の意見もうなづけるところがあります。2003年の星野の成功をどこかで期待してるぐらいでしょうか。
藤川や今岡って声もありました。今岡は個人的に意外でしたが、藤川は時期尚早の気がします。まずはコーチからが順当じゃないでしょうか。選手からいきなり監督で成功したのは少ないですからね。
落合待望論も根強いようですが、順当なら岡田で、そこに藤川ぐらいをコーチとして招請するぐらいが可能性が高そうな気はしています。ここももう一度念を押しておきますが、監督人事なんて蓋を開けてみないとわかりません。
個人的には掛布です。掛布は退団時のトラブルとか、退団後の事業の失敗とか色々言われていますが、わたしの世代のスーパースターであり、現時点で最後のミスター・タイガースです。
そりゃ、名選手必ずしも名監督ならずは耳タコですが、オールドファンからすれば一度は掛布監督を見てみたいはあります。可能性ですがゼロではありません。まず球団との軋轢は金本監督時代に二軍監督に就任していますから解消したと見て良いと考えています。
本人の意欲はそれこそ聞いてみないとわかりませんが、今でも阪神の四番のプライドを持っておられるのはTouTubeで見ています。ネックは年齢ですが、ギリギリでラストチャンスぐらいではないでしょうか。
手腕は・・・こんなものやってみなければわかりません。それを言いだせば実績がある岡田や落合でさえ同じです。かつて野村でも失敗しているのが阪神だからです。
まあ誰がなっても大変すぎるのが阪神の監督ですが、誰のユニフォーム姿を見たいかと言われれば、わたしは掛布です。
・・・てな話をこの時期にするのが悲しいところです。出来得れば矢野監督続投論の大合唱状態になって欲しかったと思っています。