WikiJBMの医師認証方法

前回エントリーが予想以上の反響だったので、この話題が書きづらかったのですがそろそろ良いでしょう。

まずWikiJBMに対する皆様のお考えを最大公約数的にまとめます。もちろん私の考えと言うバイアスは入っています。

  1. JBM集を作る事の意義はある。
  2. 意義はあるがJBMをまとめることにより悪用、揚げ足取りからの誹謗中傷、個人攻撃につながる懸念がある。
  3. 理想は論議過程からオープンにする事だが、スタートは医師限定のクローズで行う方が無難である。
  4. 一般公開の程度、範囲はクローズで初期議論を行なってから検討したほうが良い。
議論の展開としては妥当かと思います。ただしどうやって医師限定にするかの難題が立ち塞がっています。これについては既存の医師限定サイトであるm3.comを利用できないかの提案がありました。ただしm3.comとは言え、そこに書かれている内容は常に流出する可能性があり、メイルを使う方法もURLを使う方法も一旦悪意を持って流出すれば、アクセスはフリーパスに近くなる可能性を指摘されています。

そういう訳で厳密な医師認証法を考案していましたが、厳密にすればするほど敷居が高くなって肝心のWikiJBM参加者は減りますし、どんなに厳密化しても悪意で参加するものは排除できません。極論すれば厚生労働省の医療技官も医者です。医者と認定できても考え方は一枚岩では決して無いと言う事です。

どのみち排除できないのなら敷居はそんなに高くなくても良いんじゃないかと考えています。実は相当厳格な認証法を思いついたのですが、厳格すぎてそれでは参加者がほとんど期待できなくなってしまいます。また厳格さは相当な個人情報の提供を意味し、それだけの情報を提供するのに、私が相応しい人間かどうか信用してくれるかにも大きな疑問符がつきます。

そこで厳格案はやめてもう少し敷居の低い案にしようと考えています。具体的には、

  1. 参加資格に医師であることを明記しておく。
  2. 参加希望者は自分が医師である事をアピールする内容を自由形式で書いてもらう。
  3. それを読んだ私が参加資格の判断を下す。
アピール内容はあくまでも自由です。管理者である私への信用度に応じて内容を書いてもらえればOKで、判断は私が主観で決めます。もちろんこの方法では「成りすまし」の完全な排除は出来ませんが、「成りすまし」あるいは悪意の非協力者である事が論議の過程で判明すれば、今度は私の主観でメンバーから外します。

皆様の意見をお待ちしております。