YUNYUNさまへ

一昨日のコメント欄で起こった論争についてです。発端は774氏様のコメントです。内容は正直なところ某巨大掲示板辺りから拾ってきたものぐらいと考えていました。ネタなのか釣りなのか、それとも穿った憶測なのか、内部事情に詳しい人からのリークなのかは判然とせず、まあ時勢からそんな話もあるのかもしれないかな程度の認識でした。ところが法曹の専門家のYUNYUN様には相当不愉快な内容であったらしく、強い反論があったというの経緯のようです。なぜにあれほどYUNYUN様が怒ったのかは専門の事であり、専門であるが故の禁忌の部分に触れたからであろうぐらいしか私には申し訳ありませんが分かりませんでした。もちろんそういう事はどんな分野でもありえる話ですので、門外漢に対しそういうものだと教えるのも大事な事です。

YUNYUN様には誤解をして欲しくないところなんですが、少なくとも私及びこのブログのレギュラーコメンターないしそれに準じるような医師たちは、司法制度全体に対しその不合理さを憎むところがあるにせよ、真摯に方の正義のために力を尽くしている本物の法曹家に対し悪意を持っておりません。悪意どころか訴訟濫発時代にすがるべき貴重な存在として非常に頼りにしています。YUNYUN様の身許はネットゆえに存じ上げませんが、もし訴訟に巻き込まれたらYUNYUN様に弁護を依頼したいと考えている医師は数多いと考えています。この私もそうかと言われればそうです。それぐらい信頼し頼りにしています。

今回医師が怒った点はコメントされた方により微妙に違うでしょうが、私は強い抑欝状態からようやく脱しつつあった774氏様に対してのものだったからです。774氏様の前回の抑鬱騒ぎはご存知の事も多いかと思います。私はWikiJBMを管理している関係上、あの騒動に関して個人的にそれなりに関わっています。コメント欄にあった自殺企図に近いような状態は本当に起こった事なんです。これだけで医師の方は理解されるかと思いますが、やっと復活された774氏様の精神状態に強い注意を払わなければならない時期なんです。

この点に関し医師と法曹家の認識の違いが摩擦となったと考えています。医師は医学として鬱状態の回復期にある患者に対しそれを悪化させるような行為を怒りました。法曹家としては許しがたい発言に対し強い反論を行ないました。どちらもそれぞれの立場から許せる範囲を越えた部分があり、それが一昨日の事件となったと考えています。こういう事は起こってみないとわからないことであり、起こっても理解がなかなか進まない部分があるかもしれませんが、私はYUNYUN様が主張したかった事をなんとか理解が出来ましたし、その理解の上で当方として言いすぎた部分を深く陳謝させて頂きます。できればYUNYUN様も医療側の理解者として、気持ちを汲み取っていただければ幸いです。