親知らず治療終了

7月から延々と治療を続けていた親知らずの治療が昨日漸く終了しました。実にほぼ3ヶ月、正直長かったです。わりと歯は丈夫な方で、これまでそんな大きなトラブルには見舞われていなかったのですが、トシですかね。とは言えカタがついたのはたったの一本だけ、まだ残りが3本もあると思うと結構憂鬱です。とくに左の下の親知らずはしばしばトラブルを起こしているので、そのうち決着をつけなければならないでしょうが、これは完全に歯肉の中に埋っているので、これを抜こうと思えば今度こそ入院騒ぎです。

今回問題になっていた親知らずが頑として抜けずに大学病院に紹介となった時、どうせ入院になるのだから4本全部一遍に処理するプランもあったのですが、幸か不幸かアッサリ引っこ抜けたため、残りはペンディングになってしまっています。やっぱり痛くて怖いので後に回せるものは後に回したいですし、ひょっとするともうトラブルを起こさないかもしれないなんて希望的観測が、思考の中で圧倒的多数派になったのも本音です。こういうものは弾みですから、どこかで弾みがなくなれば、もう一度弾もうとする気が無くなるものですが、今となってはどっちが良かったか良く分からない気持ちです。

それにしてもやっぱり歯医者は怖かった。歯医者が怖くない人は少ないでしょうし、医者であってもやっぱり怖い。私も例外ではありません。担当の歯医者の先生自体は礼儀正しく、いつも沈着冷静に治療をしてくれましたし、他のスタッフも教育が行き届いて礼儀正しい人ばかりでしたし、医院の雰囲気もおどろおどろしいものは無かったのですが、それでもやっぱり怖いの気持ちは最後まで残りました。

どうしてもあのドリルの「キーン」という音と、歯をガリガリ削る感じがどうしても生理的に馴染めません。今回は親知らずとその前の奥歯を削り倒したのですから、タップリと聞かされました。さらにその上、親知らずが頑強に頑張ってくれたお蔭で、延々と歯を引っ張られ続けた経験もまた新たな歯医者トラウマになった気がします。

それでも感謝ですね。時間はかかりましたが、とにもかくにも治してくれたわけですから。年齢的にも歯が弱っていく年齢に確実に入っていますから、もう少し定期的にチェックに行こうと今は心に思っています。歯科衛生士曰く「歯垢がたまりやすく、歯肉もその影響で弱りかけていますからご注意を」は素直に信じてよいでしょう。何と言ってもプロのお言葉ですから信頼しなくてはいけません。

今は本当にそう思っているのですが、自覚症状も無しに自主的に歯科受診を果たしてするか?う〜ん、これははっきり言って自信がないですね。「そうした方が良い」と思っているさらに奥底で、「やっぱり怖い、できたら避けたい」が猛烈な唸り声をあげていますから。

そういう訳で今日はいつもの医療問題はお休みです。しばらく続けていた療養病床削減の話題も一応それなりの決着となってしまい、新たな話題を探しているのですが、手がけるのに相当な気合が必要ですし、まだまとまりが悪いので、身辺雑記風でお茶を濁させて頂きます。