砥峰高原ツーリング

 砥峰高原は下道ツーリングでは遠すぎるのイメージを持っていました。と言うのもルートとして福崎から国道312号を北上を考えていたからです。福崎まではスクーター時代にも走ったことがありますが、加西の辺りを通り抜けるのに往生しましたし、そこからさらに砥峰高原までとなると日帰りじゃ遠すぎるです。

 そんな時に翠明湖へのツーリングを計画していたのですが、翠明湖に行くには、

    国道175号 → 国道427号
 こう走って行くのですが、国道427号をさらに北上して県道8号を使えば砥峰高原は案外近いのじゃないかと思えてきたのです。でもってトライです。もうちょっと具体的には、
    山麓バイパス → 西神中央 → 国道175号バイパス → 国道427号 → 県道8号 → 県道404号 → 県道39号
 このルートで懸念されたのは県道8号が険道であるかないかでしたが、それなりぐらいの峠道でした。無事県道404号にも入れて砥峰高原の入り口ともいえる県道39号まで行けましたが、1回目の時は雨でそこで引き返しています。無念の証拠が、

 交差点の先が県道39号で、これを登れば砥峰高原なのですが、雨雲の厚さと降り出した雨に尻尾を巻かせて頂きました。雨道のリスクは当然ですが、こんな天気で景色を見てもよろしくないだろうぐらいです。


 天気予報を十分に確認して2度目のトライ。この時も小野ぐらいから濃霧に見舞われてハラハラしましたが、県道8号に入る頃には霧もなくなりついに県道39号に入ります。それなりのワインデイングはありましたが砥峰高原に到達しました。

 快晴ですすきも見頃でした。ただって話ですがやはり砥峰高原は遠かった。朝の7時に出発し、途中でモーニングを食べる休憩を入れたにしろ、後11km地点の県道404号の入り口に着いたのが10時です。それでも砥峰高原の近くになると駐車場渋滞に見舞われて30分かかっています。

 あれ以上早く出るのは個人的に難しいので、砥峰高原ですすきを見るツーリングはこれでもう良いかなってところです。ただ裏技はあるのはあります。見にくいでしょうが地図を示します。

 これも小説を書く時に見つけたルートですが、砥峰高原とマークしてあるところに駐車場とかレストハウスがあります。そこに行くには東側から来る県道39号になりますし、私も走りました。

 レストハウスに隣接するように中央駐車場(だったと思います)がありバイクはそこに停められます。クルマの方は第二だとか第三とかに分散になります。

 レストハウスと中央駐車場の間に道があり、地図では砥峰高原展望台とかに向かいますが、そのまま南下すれば峰山高原リゾートに行けます。これが大河内高原ラインです。

 砥峰高原から峰山高原までは1車線半の道でそれなりにワインディングはありますが走れます。峰山高原からは二車線の道になり、かなりのヘアピンもありますが、この道は冬季はスキー場になる峰山高原へのメインルートになります。

 大河内高原ラインは県道8号に出会いますが、県道8号を東に進めばJR寺前駅の近くに戻って来れます。東から来るとそのあたりで砥峰高原と峰山高原の分かれ道になるところです。

 なんか遠回りしているように見えますが、とにかく駐車場渋滞が酷いので、かかる時間はあまり変わらないと思いますし、空いているので渋滞ストレスがなく、さらに砥峰高原の中心部にダイレクトに到着します。

 もっともあれだけのハイシーズンでも空いているのがポイントで、そういうワインディングをそれなりに楽しめる人である必要があります。ホンマに空いていましたから、バイク乗りでも避ける人が多いのかもしれません。

 でもって往復で240km。時間は朝食、昼食、その他休憩時間を入れて7時間かかりました。距離的にアワイチに匹敵しますが、フェリー時間がない分ぐらい短い程度です。日帰りなら限界と思いました。小型バイクですし、なにより歳ですからね。