プラグチューン

 スクーター時代に難儀させられたのがプラグです。ある日突然って感じでプラグが駄目になり立ち往生が定期的にありました。これはすべて私が悪いのであって定期交換をサボっていたからです。

 今さらみたいな話ですが、プラグも3000~5000kmぐらいで定期交換をしないといけないのですが、前のスクーターのプラグ交換はとにかく面倒でした。というか、どこから手を付けるみたいな難儀なものでした。くだくだ説明するより動画をどうぞ。

 この動画を見てフレキシブルのプラグレンチを買ってやったのですが、正直なところの感想は、
    二度とやりたくない!
 だってあんな小さな小窓の奥にプラグが鎮座してますから、手探りの作業がとにかく難儀だったからです。プラグを外すのも一苦労でしたが、付けるのはもっと大変で、プラグキャップを付けるのも・・・


 これに比べたらモンキーはほぼ剥き出しですからちゃんと定期交換をしておこうと思った次第です。思わぬところでのプラグトラブルによる立ち往生は困りますからね。とりあえず走行距離が3000kmになったので練習も兼ねてプラグ交換にトライ。

 プラグレンチを付けて外そうとしたのですがこれが異様に固い。ビクともしないとはこのことです。これは後から動画で見たのですが、私のバイクだけでなく他のモンキーもどうもそんな感じのようです。それでも悪戦苦闘の末になんとかプラグを外し、新しいプラグに交換することが出来ました。


 モンキーのプラグ交換もあれこれ調べていたのですが、旧型は熱価で6番が標準だったようで、それを7番にするかしないかみたいな話がありました。ですが新型は7番が標準プラグになっています。

 6番と7番でどれだけ違うかって言うか、プラグの熱価なんて気にもしていませんでしたから、ここはあまり突っ込まないでください。

 このプラグですがやはり進化しているようで、イリジウムプラグがご推奨とありました。とくに推奨されているのがNGKのMotoDXってやつのようで謳い文句は、

  1. パワーアップ
  2. 燃費向上
  3. 長寿命
 長寿命のメリットはお値段が二倍ぐらいになるのですが、8000~10000kmも使えるらしくてペイしてしまうとか。世の中にそんなにうまい話はあるのかなってところですが、プラグ一つでチューン出来るのなら試してみようぐらいです。この辺は単気筒ですからプラグが1個で済むのはあります。

 でもって結果ですが効果はありそうです。いわゆる低速トルクが力強くなっている気がしますし、高速の伸びも良さそうな気がします。段違いとか歴然とまで言いませんが、なにか違うぐらいの実感があります。

 大げさに言えばギアで一段ぐらいは言い過ぎだとしても、半段ぐらいは粘ってくれる気がします。この効果も微妙なところもあって、人によっては変わらないとする人もいますし、明らかに違うって人もいます。

 この辺はバイクの種類、大きさ、さらに乗り方で変わってきますが、少なくとも悪くなったとしている人はいませんでした。プラグだけでこれだけ変わるのならお買い得が私の感想です。

 ここから凝る人はプラグキャップとか、プラグコードも変えてるみたいですが、この先の予定としてプラグキャップぐらいまでかな。プラグコードの交換はチト面倒そうだからです。

 だからどうした程度のカスタムですが、個人的にはコスパは良かったぐらいとさせて頂きます。そうそう燃費は・・・走行条件で差が大きすぎるのですが、悪くなっていなそうですから文句はありません。