20ヶ月も待たされた新車を見た感想は、
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ちっせえな
スペックは知ってますし、動画で散々見てはいたのですが、実際に走っているところを見たのも20ヶ月で5回もなく、ましてや近くでしげしげ見たこともなかったので正直な感想です。でも作りにチープなところは見えず割高の事はあると思いました。ところがって程じゃありませんが、実際に跨ってみると、
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ありゃ、案外大きい
納車されたら乗って帰らないといけないのですが、ここからが難関になります。そりゃ、MT車なんて四半世紀ぶりです。バイクのMT車の難関としては、
- 発進できるか
- ニュートラルに入れられるか
AT車ならアクセルを開けば走りますがMT車はそうではありません。まず発進となるとクラッチ合わせが必要になりますが、モンキーのクラッチについても予備知識だけはテンコモリありままして、とにかく遠いのレビューはさんざん見ています。どんだけ遠いのだろうとおっかなビックリでしたが、
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こんなもんなんだ
クラッチが遠い問題もずっと後になって考えていたのですが、たぶんですが他のバイクより遠いはずです。それ自体はモンキーのクラッチのクセ程度と思いはしましたが、あれだけレビューで指摘されていたのは、
- 乗り換え前のバイクとの違和感
- 二台持ちの違和感
1,についてはレンタルの場合も同じですが、乗りなれたクラッチとの違和感が感想として出たぐらいじゃなかろうかです。これが二台持ち、もしくはそれ以上なら他のバイクとの違和感です。これがモンキーしか乗らないのなら、
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こんなもんなんだ
これで終わってしまうぐらいです。MT車ならこれぐらいのクセはあって当然ぐらいのものです。クラッチ以外にレビューで良く上がっていたのは、
- 振動
- ミラー
振動については5速化された新型は随分改善したそうです。つうか、これもまたクラッチ問題と同じで乗り換え前もしくはもう1台のバイクとの比較問題になってしまいそうです。とくに大型や中型からスケールダウンした人は、そりゃ、感じるでしょう。ですが小型のスクーターから平行移動した私なら、
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こんなもんなんだ
そうそうクラッチに関連してギアが面白かった。ニュートラルに入れやすいのは素直に喜びましたが、ギアは四半世紀経っても同じ欠点を持っているのだと思ってしまいました。
クルマと較べるとわかりやすいのですが、クルマのMT車ならどんな状態からでも好きなギアに入れられます。ところがバイクはそうはいかない部分があります。とくに要注意なのは走行状態から停止する時です。
この時に高いギア、そうですね3速以上で停止なんかすればギアが1速まで落ちない事がしばしばあります。1速に落ちてくれないとニュートラルに入れるのも出来なくなるのですが、あれこれ小細工してニュートラルに入れても今度は1速に入らない事がしばしば起こります。
ですから停止状態になりそうだとわかれば、減速に合わせてギアを落として行き、停止時には1速もしくは2速ぐらいになるようにします。当たり前の話なのですが、四半世紀の時間の壁はあって、そういう操作をすっかり忘れていました。
あれって意識して行うものじゃなくて、ほとんど無意識に行う操作だったはずです。まあ、それだけやっても1速が抜ける時は抜けるのですが、MT車ってそうやって走らせるのだと思い出していました。
つうことで慣らし運転に突入です。