次回作の紹介

 紹介文は、

 バイク乗りなら誰でも憧れる北の聖地北海道。オロロンラインから稚内、白い道から宗谷丘陵を走り抜け、日本の北の端っこである宗谷岬に。そこからオホーツクラインを南下し、エヌサカ線、サロマ湖、そして知床へ。


 日本の東の端の納沙布岬に到着した時に出会ったのが旧知の杉田と加藤。そこからマスツーで釧路湿原から摩周湖、屈斜路湖。ですがこれにつきまとう一人の女。


 加藤から杉田が企画している鈴鹿四耐挑戦と、その女と杉田との因縁話を聞いたコトリは動き出す。

 ツーリング日和シリーズもついに北海道に挑戦です。ここまで残されていたと言うか、行くにもあまりに遠くて保留と言うか、ひたすら棚上げしていた北海道ツーリングです。

 まさかこのシリーズが10作も続くと思っていなかったのもありましたが、神戸から北海道を目指すとなると、まさに遥かなる北の大地と実感させて頂きました。遠いわ、時間かかるわ、北海道ツーリングの実感がわからないわです。

 あれこれ調べて想像のツーリングですが、たぶんですが他の日本とは別格のところで良さそうです。北海道の人が言う内地では名ツーリングコースにたどり着くまで我慢の部分があるのですが、北海道ではどこを走っても内地の名ツーリングコース並ぐらいに言えば良いのでしょうか。

 それと距離感がおかしくなります。あれこれ参考動画を見ながらプランを組み立てましたが、本当に1日にそれだけ走れるものなのか、書きながら最後まで自信がありませんでした。たぶん死ぬまで行くことはないでしょうから、これはこれでフィクションと思ってください。

 北海道と言えばグルメも欠かせませんが、それなりに頑張って調べたつもりです。書いた時点では、ツーリング日和シリーズの集大成だった作品です。

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