ワクチンパスポート

 ワクチンの効果についてあれこれ議論はありますが、ワクチンパスポートの話(国内向けも含めて)は出ています。これも今後のコロナの流行に左右されるのですが、先々を考えると持てない時のデメリットが懸念されるところです。

 このパスポートですがマイナカードの連携が方針のようです。これもどうなるかは不透明な部分が大きくて話だけで終わるかもしれませんが、マイナカードの普及も狙っているならゴリゴリやる可能性は残ります。

 マイナカードについても、あれこれ考えるところもありますが、取得しておくだけならさしてデメリットもないだろうと判断して取りに行きました。

 役所のHPを読むとコロナでの密を避けるために予約云々が書いてありましたが、とりあえず行ってみると待ち時間ゼロで受け付けてくれました。ちなみに私が手続している間も一人訪れただけでした。

 手続きは、とにかく住所と名前と電話番号ひたすら書類に書かされました。まあハンコが不要になった分だけマシになったのかもしれません。もちろん持って行きましたけどね。とにかくお役所相手の手続きですから。

 手続きと書類の作成が終わると、一式を封筒に入れてくれて、自分で投函してくれでした。それに何の意味があるのだろうと思いましたが、そういう手続きになっているとしか言いようがありませんから、ポストまで行って投函です。

 次に気になるのはマイナカードが届く時期ですが、おおよそ1か月半程度と説明されました。運転免許の即日交付と較べるのは良くないかもしれませんが、時間がかかるものだと感じた次第です。

 ですが目的はワクチンパスポート取得です。このシステムが本当に動き出すにはそれぐらいはかかりそうですから、なんとか間に合うんじゃないかと皮算用しています。

 たいした話ではないのですが、もしマイナカードをまだ持っておらず、ワクチンパスポートを取得しないとあれこれ不便が生じそうと考える人の参考になればと思います。たとえば12月ぐらいにワクチンパスポートが実用化されて、あわててマイナカードを取りに行っても、年内には手に入れるのが難しい可能性があるぐらいです。

 後から思ったのですが、マイナカードとワクチンパスポートを一体化させるのは良いとしても、これを利用するにはカードリーダーの普及が必要な訳です。でもって、これを購入するのは店舗なりになるかと考えられます。国が配布してくれるとは思えないからです。

 わざわざ購入するからには、購入費用を上回るメリットがあるところに限定される訳で、カードの普及以上にネックの気もしています。ワクチン接種の証明だけなら接種記録書の画像だけでも良い気もしています。

 そりゃ、偽造の可能性を完全排除したいと考えればマイナカード利用は良いでしょうが、国内の利用のためだけならそれぐらいは目を瞑れる問題と思ったりもしています。まあ、GoToなんたらの利用資格ぐらいには使われるのかもしれません。

 どうなるかはわかりませんが、マイナカードは申請してもすぐには手に入らないのを経験したお話でした。