毎日新聞英語版から過去に配信された記事の内容の下劣さは万人が認めるものです。内容的には英語の読める人間ならネットのフィルタリング規制に該当するとしてよいでしょうし、毎日新聞も「毎日新聞社はNIEの活動を積極的に行っています。 」と毎日.jp上で麗々しく書いているNIEの対象としても、不適切な新聞である事を自ら証明しています。もし高校生がMainichi Daily NewsのWaiWaiコラムを英文和訳のトレーニングに使っていたら毎日新聞はどう責任を取るつもりだったのでしょうか。
いつからWaiWaiコラムが始まったかは諸説がありますが、少なくとも5年、一説には1999年からというものもあります。どの時点から内容があれほど劣化したのか、それとも当初からそうだったのかは削除されてしまいすぐには検証できませんが、メタタグに「hentai」というキーワードを仕組ませてまでアクセスを集めようとし、あまりMainichi Daily Newsに注目していなかった日本人を尻目に、全世界にお下劣記事を毎日新聞の名前で垂れ流し続けていた事は隠しようの無い事実です。
それでも事実が確認されネット上で騒ぎになりかけた時に漸く毎日新聞は重い重い腰を上げます。毎日デイリーニューズ「WaiWai」についてのご説明とおわびを日本語で掲げています。内容の詳細も突付きたいのですが、長くなるので今日はこらえる事にし、この一文に注目したいと思います。
今回、改めて日本語と英語による経過説明とおわびを掲載するとともに、監督責任者であるデジタルメディア局長、同コーナーの担当部長、担当編集者を厳重に処分します。
毎日新聞はこの不祥事をどの程度の重みで受け止めているかが処分の内容で量れるかと考えます。毎日新聞社にとって都合が良いか悪いか微妙なんですが、昨日は株主総会であり人事異動の日であったようです。つまり役員人事の日であり、今回の不祥事に対する人事への影響を見れる事になります。昨日からニュースを漁っていたのですが、まず5月に内定していた人事の記事が削除されています。さらに代表取締役社長に内定していた朝比奈豊氏の社長内定記事も毎日.jpから削除されています。
記事が削除されているので土壇場で「厳重に処分」による人事変更があるかと考えていましたが、そうではありませんでした。6/26付け毎日新聞には、
毎日新聞社は25日、第31回定時株主総会を開き、役員人事など5議案を原案通り可決・承認した。続いて開かれた取締役会、監査役会で、役員、執行役員の人事と担務を正式決定した。
注目されるのは3人で、
一方で毎日.jpでの告示で「厳重に処分」すると肩書きで名指しされていたのは、- デジタルメディア局長
- 同コーナーの担当部長
- 担当編集者
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取締役、デジタルメディア担当、出版担当、新規事業担当
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常務執行委員 → 取締役
個人的には変態記事の長期連載問題をこの程度に考える新聞社は、信用性に劣るタブロイド紙であると認定します。毎日新聞の「厳重な処分」は
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タブロイド紙と思って頂いて結構宣言