調べると親知らずに悩まされ始めたのが2004年からです。それから断続的にあれこれあって、上の2本は悪戦苦闘の末に抜かれています。とくに最初の1本目は大苦戦の末に大学病院まで紹介されていまして、この時に、
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全麻で抜くことになるから、この際、全部抜いといたら♪
こんな時にとウンザリ気分しかありませんでしたが、痛ければ抜くしかないと覚悟を決めたら、診療所じゃ抜けないから病院にご紹介。病院にも気合を入れて行ったら、
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外来では無理、全麻で入院になります
ですからまず病棟に入室して、そこに荷物とかも置き、病衣に着替えて手術室に向かうものだと思ってました。ところがまずデイ・サージェリーに行き、そこで手術を済ませてから病棟に御案内だと言うのです。着替えや荷物はカバンに詰め込み、術後に病棟に運び込むと言うのです。
どっちゃでも良いようなものですが、手順が前後している気がどうしてもしました。おそらく、それこその病院の慣例でそうなっているとしか言いようがありませんが、そういうルールですから文句を言っても始まりません。
手術は・・・麻酔から起こされたら終わってました(当たり前か・・・)。そこからは麻酔が効いている時期のはずで病棟にベッドで御案内です。どうでも良いですが、麻酔から覚めてフラフラの時期に入院時のアナムネを取るのは堪忍状態です。だから先に病棟に入院しては・・・もう置いときます。
その後の鎮痛もペンタジンまで使ったとか使わなかったとか(術前に看護師が使う予定みたいだと言ってました)、術後の3時間のベッド上の安静はウンザリさせられましたが、術後経過にトラブルなく翌朝10時には無事退院となりました。
ここまでは痛みもそれなりにコントロール出来ていた感じだったので、これぐらいならと安心していましたが、親知らずの真の恐怖はここから始まったとして良いでしょう。定番の腫れたりもありましたが、
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とにかく痛い
食事も大変で噛む時にも痛むのですが、それに加えて口が開きにくいのです。食パン程度でも辛くて、辛くて。味を楽しむと言うより、喉を食べ物が通り抜けるまでをひたすら耐え忍ぶ時間と化します。痛む期間については歯科医からのムンテラでは、
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人にもよりますが1週間から2週間ぐらい・・・
1週間と2週間ではエラい違いだと内心は思ったのですが、とにかく1週間を目指して耐え忍びました。ですが、1週間しても、
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とにかく痛い
誰かからドライソケットの可能性まで指摘されましたが、そんな見逃しはたぶんしていないはずと信じるしかありません。こればっかりは自分ではわからないですからね。
それでも、それでも3週目に突入してようやく痛みが軽減してくる実感があります。まだ痛みこそ残るものの、最初に較べたらかなり違う実感です。そして術後3週間を過ぎたころにようやく収まってくれました。思いの他に長くて辛かった。
そうそう、親知らずと道連れで傷んでいた奥歯もこの時に1本抜いたのですが、抜いた後の対応も相談してきました。ベストはインプラントだそうですが、そうするにしても引き続いてみたいなものではないとのこと。こっちだって、これだけ痛みに苦しんでまたぞろはちょっと堪忍の世界です。
この辺はこの病院の口腔外科ではインプラントはやらなくなっているのもあり、もしインプラントにしたいのなら自分で探してどうぞの方針もあるみたいです。大腸癌の再発問題だってぶら下がってますから、歯の問題はこれで当分は棚上げにさせて頂きます。インプラントは高いのもありますからとにかく保留で先延ばしだ!