ぎっくり腰

 やっちまいました。あれは阪神優勝の前夜でしたが、翌日からとにかく痛くて18年ぶりの感動どころでありませんでした。ぎっくり腰と言ってもいくつか原因があるのですが、ちゃんと整形外科も受診しています。診断としては、

    足の痺れもないのなら筋肉痛でしょう
 椎間板ヘルニアの可能性は低そうだの御託宣です。局所ブロックもしてくれたのですが、正直なところあんまり効いている気がしませんでした。発症から半日ぐらいですから、そんな劇的な治療法はないってことでしょうか。

 基本的な治療方針としてコルセット巻いて、湿布を貼って、鎮痛剤を飲みながら日にち薬による回復を待つしかなさそうです。

 ぎっくり腰の痛みを欧米では魔女の一撃と言うそうですが、まさにそんな感じで姿勢の変化で魔女様は一撃を容赦なく喰らわせてきます。だいぶ体も覚えて魔女様の一撃を避けれる部分も出来てはいますが、それでも少しでも油断すると一撃が喰らいます。

 それと腰の痛みだけでなく右の脇腹にも激痛ポイントが発生しています。この二つが体の動きを縛り上げますからかなりつらい状況です。ダブルで一撃を喰らい、痛みに耐えてる最中にこむら返りが発生した時には涙が出そうでした。

 このぎっくり腰ですが一つ不思議な点があります。魔女様の活動が一番活発なのは朝と言うより早朝、未明ぐらいなのです。そこから仕事も休めないので動き回るのですが、寝る前が一番ラクなのです。

 ところが寝ている間に魔女様は元気になり、ベッドから起き上がるのに七転八倒させられます。筋肉痛とか打撲系の痛みなら朝がラクそうなのにどうしてだろうってところです。

 ググっているとぎっくり腰の治療方針もかつてはひたすら安静だったそうですが、今では痛みの許す範囲で動いた方がトータルとして早く治るとなっていますから、その辺との関係があるのかもしれません。

 それでもトータルとして魔女様の活動は徐々にですがと穏やかになりつつある気はしています。昨日は何日ぶりかで午後からですが靴下を履けましたからね。

 この一年ばかり大腸癌切除、親知らず入院抜去と人生でも屈指の痛い経験を味わっていますが、そろそろ打ち止めにして欲しいと思っています。