幻のツーリング・プラン

 昨日の話の続きみたいなものですが、ああ書きながお泊りツーリングも考えてはいました、そりゃ、病気に湯治は昔からの王道です。ですが現実的に考えるとハードルがひたすら高いところがあります。ツーリング日和シリーズを書いているので地理的な情報だけはあるのですが、いざ行くとなったら状態です。

 とりあえず有馬は今さら感過ぎてさすがにパスです。城崎や湯村などの但馬や日本海側はこの体力では無謀でしょう。篭坊は滅び行く感が強すぎますし、宝塚もホテルだけのはず。赤穂御崎も市街地ルートを考えただけでウンザリです。

 消去法で考えると武田尾か塩田になってくるのですが、どちらも気が乗らないのが本音です。悪印象はないのですが、それでも泊まってみたいのモチベーションが湧いてこないぐらいです。京都の湯の花もそんな感じです。

 この辺はどうしたってソロツーになる部分もあって、お一人様が好きかと言われると寂しい方が先に立つところがあります。それを言えば東京だってそうですが、その辺は首都東京の魅力は大きいかもぐらいの差です。

 そこを押し切って行ってこそ旅の魅力の発見もあるはずですが、季節も良くないのがあります。4月中に終わりますが、そこから化学療法剤の影響がどこで抜けきるかがあります。とくに味覚異常です。ご飯が美味しく食べれるようにならないと旅行どころか生活が砂を噛むようなものです。

 多分と言うか、希望的観測では2週間から3週間で回復するのではないかの期待をしていますが、そんな事をしていると5月も後半になり梅雨の足音も近づき、気温も上がって来ます。気温はまだしもですが、問題はツーリングの天敵である雨があります。

 梅雨明けまで待ったりすれば、今度は灼熱地獄が待ってますからね。この辺はお泊りツーリングの動画でも、せっかく休みを取り宿の手配までしたのに雨に祟られて散々だったのものは散見します。クルマでも雨は旅行を台無しにしますがバイクなら考えただけで悲惨です。

 つう事でバイクのお泊りツーリングは却下。一度ぐらいいつの日かトライするかもしれませんが、それより久しぶり過ぎるMT車への完熟走行が必要です。そこを飛ばしていきなり無理しても良いことないですものねぇ。

 歳は自覚していますから、安全運転、安全運転。もう入院はコリゴリですし、車椅子も松葉杖もしたくないですもの。あんなもの老い先は置いといて、可能な限り避けたいです。かくして湯治ツーリングは幻となりお蔵入りです。

 実は実はがまだあるのですが、それは明日にさせて頂きます。