新型と旧型

 新車はまだ来る気配もありません。気配もクソも、来る時は突然で、日にちが経てば来る可能性が徐々に高まるだけですけどね。

 しょうがないのでYouTubeのレビューを見たりしていますが、若かりし日にクルマの買い替えのためにカー雑誌を読み漁っていたのを思い出して苦笑いしています。

 最終的には実車に乗らないとわかるはずもないのは昔も今も同じですが、それでも感じ取れそうなことはあります。それは、

    旧型も新型も大差はない
 クルマにたとえるとマイナーチェンジも良いところで、カラーリングが同じならば見わけも付かないだろうぐらいです。だからあれだけカラーリングを触ったと見ています(どうして日本で黄色を売らないんだ!)。

 もうちょっと考えると、なんのためにモデルチェンジをしたかもカギでしょうか。理由ははっきりしていまして、Euro5への適合です。つまりは環境規制への対応のためです。そうなると必然的に生じるのはパワーダウンになります。

 このパワーってのが微妙な表現ですが、あからさまにカタログスペックに反映される時もあれば、そうでない微妙なものもあります。とにかく125ccしかないエンジンですから、トルク配分一つで味付けは大きく変わります。だから5速化したと見ています。パワーダウンを補うための5速です。

 結果ですが、ほぼ旧型と同様の能力を保っていそうです。だからレビューアーの評価は温度差こそあるものの低くありません。この辺もざっくりまとめれば、

    新型と旧型を徹底的に乗り比べればともかく、新型だけに乗れば良いバイク
 旧型と新型の乗り比べを出来るのは限られた人のみです。つうか、旧型ですら街中で見かけるのは稀です。さらに言えば、それなら旧型にすると考えても手に入れられるのは中古だけで、それも入手は容易ではありません。ついでに言えば、バイクの中古市場はクルマより闇は深そうな部分があります。

 あれこれ考えても、手に入れられるのは新型のみで、新型だって5か月しても手元に来ないのが実情です。とにかく待ち時間が長すぎて、あれこれ考えてしまう時間がありすぎるのが最大の問題かもしれません。