ナビの限界

 旅もの小説のちょっとした苦労話です。バイクそれも原付2種で西に走る設定を考えていました。ナビと言う便利なツールがあるので出発地点と到着地点を入れればポンのはずでした。ところがギッチョン、一筋縄にはいかないのに苦労させられました。

 中型バイク以上なら話は簡単です。そうですね、阪神高速から第二神明、加古川バイパス、姫路バイパスから山陽道もありますし、新神戸トンネルを抜けて三木東ICから山陽道もあります。つうか、この二択ぐらいじゃないかと思います。

 ですが原付は高速を走れません。ならばとナビ条件を高速・有料道路不可にしてみます。ですが、それでもダメなのです。有料道路不可でもナビは加古川バイパスに誘導します。理由は無料開放になっているからです。

 原付は有料であろうが無料であろうが、高規格の自動車専用道路は走れないのです。ならばと自転車設定にしたら設定不能になり、徒歩設定も正直なところ、それはちょっとでした。

 うまりって程ではありませんが、ナビには原付が走れない道路を識別する能力がないのです。これは困ったとなり、ググってみると、そういう体験をした人のブログがありました。

 ナビに頼ると原付が走れない道に誘導するので役に立たなかった経験談です。その人も苦労して走り抜けたようですが、加古川、姫路あたりははそういうところのようです。

 まあ有料道路を原付が走れる否かは日常的な問題です。入り口までたどり着いて「やられた」の経験ぐらいは私でもあります。事前にしっかり調べておかないと、料金所まで来て立ち往生になりかねませんから、ご注意ください。