訂正

お弟子様よりの指摘です。将来減ると推測している医師数のベースのデータ値の取り方で大失敗していました。

年齢 医師数
50〜59歳 60894
60〜69歳 30178
70歳以上 30194


こちらが正解ですから、15年で減少する医師数は約9万人になります。そうなると15年で増える医師数は2万人ほどになります。ここは正確には70歳未満で増える医師数が2万人とした方が良いでしょう。実数として数える時には70歳以上の医師数がやはり3万人程度はいるはずですから、5万人以上になるでしょうが、実戦力的には2万人になります。

大雑把に言うと、臨床以外に従事している医師数が長谷川レポートでは2025年で1万5000人としていますから、おおよそこの数ぐらいが臨床医として増える計算になります。計算ミスはよくやらかしてしまうのですが、間違いを深く陳謝し、訂正とさせて頂きます。

これの検算として井形レポートがあり、井形レポートでは70歳定年での2025年の医師数が30.5万人となっており、私の試算では31万人程度になるので、定員増加効果としては5000人程度と考えるのが妥当かもしれません。


さらに追伸

2008年の医師総数が28万6699人で70歳以上が3万1194人で、70歳未満の医師総数が25万5445人になります。2010年にはこれが約26万人に増えているとすれば、2025年には28万人ぐらいになる概算になると考えられます。重ね重ねの失態を深くお詫びします。