マスコミ許すまじ

昨日は沢山の支援コメント、支援TBありがとうございます。被告にならされた産科医の先生はネットも見られています。またネットでの支援の声は大きな励みになっています。皆様の声は間違い無く届いています。本当に御協力有難うございます。

しがないブログではありますが、私を信用下さいまして、貴重な情報の提供を頂ける事があります。情報が貴重すぎてエントリーにも書けない事もしばしばあるのですが、昨日頂いた情報は驚くべき内容でした。情報源についての詳細は明かせませんが、非常に信用の置ける人物からの情報提供で、内容、質とも超A級です。もちろん情報には確固たる根拠があります。こういう情報を公開することに震えが出るくらいです。

奈良事件については大淀病院での医療についての詳細な情報は早期から入手が出来、それについての医学的検証は既に終わっています。どの角度から見ても担当医は最善を尽くした以外の結論はありません。謎として残っているのは、スクープを抜いた毎日新聞がどの段階からこの事件に関わり、どのような役割を初期段階で果たしたかです。またとくに今年になってから支援活動を活発化させているあの団体が、どの段階から関与しているかも大きな謎です。

現在までの情報では、事件当夜から日時が経ってから例の記者がどこからかこの事件を聞きつけ、これを取材発掘したと考えられてきました。また例の団体が関与したのも、新聞報道がなされた後に駆けつけて関与したのであろうと見られていました。例の団体については単なる憶測ですが、新聞社の関与時期についてはその旨を記事に書かれていますし、その記事については賞まで受けています。この事は皆様既に良くご存知かと思います。

ところが新聞社の関与時期はもっと早かったのです。なんと救急車の搬送時には記者は既に居たとのことです。そんなに早く記者が駆けつけられた理由は不明なのですが、おそらく救急無線を傍受してのものでなかったかと推測されています。現場がいかに修羅場であったかは既報の通りですし、家族も迷惑がっていたとのことですが、追い返すわけにも行かず、そこから取材が始まったとの事です。

取材姿勢は当初より「医療ミス」一辺倒であったようです。家族も事件後は地元の人間でもあり、訴訟は考えていなかったそうですが、記者は貼り付きで取材活動を行なったとの事です。そしてその記者が例の団体を引き合わせ、その関係で現在の原告側弁護士が紹介された経緯になっています。つまり記者がかなり強引に家族を訴訟に引っ張っていったと言う事です。

原告側弁護士が例のシンポジウムの弁護士と同一人物かの確定ができていないのですが、ここまでの経緯から同じと考えます。この原告側弁護士もマスコミはあまり信用しておらず、マスコミを利用しての戦術には乗り気でなかったとされます。ところが例の団体及び記者が原告である夫に何度も接触し、接触する事によって変化した夫の意向に沿ってマスコミ戦術に乗り出したとされています。

構図をまとまえると、

  1. 事件当夜から記者は取材を開始していた
  2. 記者は家族に例の団体を紹介した
  3. 記者と例の団体は乗り気でない家族を訴訟に引きずり込んだ
  4. 乗り気でなかった原告の夫及び弁護士をマスコミ報道に引きずり込んだ
この情報が信頼できる人物からのものでなければ、到底信じられない真相です。マスコミの手口のあざとさは散々見てきましたが、ここまでするとは驚嘆させられます。まさに毎日は自らの手で奈良事件を作り上げた事になります。批判の強いこの事件の毎日の初期の記事ですが、麗々しく書いてあった「丹念な粘り強い取材で浮かび上がった事実」なんてものは最初から無かった事になります。事件当夜に作り上げたシナリオを遺族を巻き込んで進行させただけです。

ここまでの事が許されるものなのでしょうか。悲劇に見舞われた遺族を食い物にし、奈良県南部の産科を壊滅させたマスコミ許すまじです。