久しぶりに閑話休題

今朝は本当にネタが浮かばないので、本当に久しぶりに閑話休題とします。無い事は無いのでしょうが、どうにも意欲が湧かないので、まったく医療に関係ない身辺ネタです。

今住んでいる借家はテラスハウス形式と言われるいわゆる長屋です。3軒続きの一番北側なんですが、建物としては2階建てです。六甲山麓の特徴で猪が出没し、そのうえどうも北側斜面からが通り道になっていて、しばしば出くわす事もあるのが難点ですが、立地自体は閑静な住宅街で環境はそこそこ満足しています。

猪が出没するのも嬉しくないのですが、家の位置が周囲からやや死角となっており、泥棒が出没するのが最近の悩みです。去年も1回あり、小額ですが被害が出ています。侵入経路は、台所脇の幅30cm程度の小さな窓です。去年はあんな狭い窓から誰も入れないだろうと多寡を括っていたのですが、見事に浸入されました。半年ほどしてから東京から刑事さんが来て、犯人が捕まったからと事情聴取がありましたが、なんと細身の女性の常習犯だったそうです。女性が泥棒でもおかしくはないのですが、勝手な思い込みで泥棒は男性と考えていたので驚いたものです。

先週も仕事から帰ると奥様が台所の窓を見ながら考え込んでいました。呼ばれて見てみると、手形と言うか、指の後がクッキリついています。奥様は掃除きちがいと言ってよいほどの綺麗好きですが、さすがに窓の外側はそうは磨きません。二人の結論は何者かが窓を開けようとして、押し開けようとした形跡以外に見えないと言うものです。

ちなみに台所の小窓の下は高くは無いですがフェンスに囲まれており、何らかの意志を持たないと浸入できません。つまり誰かが台所の小窓に近づこうとフェンスを乗り越えて浸入し、窓を開けようと試みた後という事になります。しばしばそこの空間は子供の遊び場になるのですが、窓の位置はかなり高く、子供の身長では手が届くところではありません。

後をどうしようか夫婦で協議したのですが、去年の事もあり一応警察に通報しようと言う事になりました。地元の警察に電話をし、去年の事も含めて事情を説明したところ、「すぐに行く」と返事があったのに驚きました。時刻も8時を回っていましたので、「被害も無いので、明日でも良いですが・・・」と話しましたが、「やはりすぐ行く」とのご返事です。

電話から10分もしないうちに警察は到着、一人で来るかと思っていたらなんと3人も来られました。その後は刑事ドラマの簡易版の世界で、テレビでよく見る刷毛みたいなもので粉をパタパタとはたき、シールみたいなもので指紋らしきものを採取していました。同時に窓の下周辺中心に丹念に調べ、他に何か物が残っていないかを確認して、およそ30分で捜査は終了。結構本格的なので感心してしまいました。

本当にご苦労様です。ちなみに最近、近所で泥棒が出没しているか聞いたのですが、そういう事は無いとの事でしたが、うちが1号の可能性もあるとのお話でした。夜遅くに御苦労様と治安を守る地道な努力に感謝して見送らせて頂きました。

警察と言っても何度か速度違反でお世話になっただけで正直なところあまり良い印象は無かったのですが、今回の対応には認識を改めました。そう言えば、診療所が入っているフロアの女性トイレで、のぞき騒動があったときも素早く対応してくれたことがあり、さすがは警察と感心した事がこれも去年にあったので、二つあわせて大いに見直したところです。

警察も時に不祥事があったり、捜査ミスがあったりして叩かれる事もありますが、現場の一線の警察官は当たり前ですが、非常に真面目に職務を遂行していると改めて思った次第です。でも医者も同じかもしれませんが、できたら余りお世話になりたい職種の方でないのは確かですね。警察官が来ると言うだけで何も悪い事はしてないのですが、妙に緊張したのだけは間違いありません。

そうそう、うちがホノボノ系を書いたらトンデモナイ事が起こると言うジンクスが一部に囁かれてますので、それだけは心配しています。