紹介文としては、
幼馴染が同窓会ラブをして結婚までした千草とコータロー。夫婦になってからもラブラブの二人が東北ツーリングを敢行。楽しいツーリングの帰りのフェリーで、千草のトラウマが甦ってしまいます。
千草とコータローのコンビは使いやすくて連作しています。このシリーズのテーマは、ラブロマンスのエンディングの定番である、
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二人はいつまでも幸せに暮らしました
もう夫婦になっている設定は、書いてみると案外書きやすいところがあります。夫婦ですからどれだけ夜の営みに熱中しようが問題ありませんし、夫婦の秘密として軽い変態趣味をしていても問題にならないはずです。
さらに幼馴染の同窓会ラブですから、タメ口当たり前です。そんな二人が嫁さんラブ、旦那ラブにひたすら燃え上がっても、それこそ夫婦円満のホノボノ話になります。
世の中にはこれぐらいのラブラブ夫婦はきっといるはずですが、それをひたすらパンパンに膨れ上がらさせるだけで話を進ませることが出来ます。
もっとも平穏すぎて作品としての面白さはどうなんだの問題はありますが、そこは力量の問題です。つうか天分でしょう。ツーリング日和シリーズも長くなりましたが、28作目をお楽しみください。