江の島でも江田島でもなく明石の西側にある江井ヶ島です。とりあえず画像です。
椰子の木が並んでいて遠くに明石大橋が見えているのは良さそうなところですが、実際もこれだけしかないので、お勧めツーリングスポットとは言いにくいぐらいでしょうか。行ってみたらこんなんだったぐらいのところでした。スポットの評価はこれぐらいですが、この江井ヶ島には江井ヶ島酒造と言うメーカーがあり、神鷹という日本酒を作ってます。飲んだことは・・・ないですね。つうか居酒屋なりに置いてあるのを見たことがありません。
江井ヶ島酒造が少し変わっているの日本酒だけでなくウイスキーも作っているところです。質も良いようで、あかしはバーで見たことがあります。これもまた飲んだことはありませんけどね。このあかしですが正式には、
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ホワイトオーク あかし700 スペシャルブレンド
ここのマスターとママには因縁浅からぬ仲になってしまうのですが、それはともかく、そこで良く飲んだのがホワイトオークです。たぶんですが、安かったんだろうと思っています。味は・・・忘れました。今でもホワイトオークブランドは残っているかと思って調べたらありました。
外観はリンク先を見て欲しいのですが、当時は一升瓶だったはずです。そう思って調べたら一升瓶バージョンも健在で、
記憶に曖昧な部分は多々残りますが、こんな感じのラベルだったはずです。今でも楽天で1.8リットルで1850円となってますから・・・やっぱり安かったんですね。あれから幾星霜なんてレベルじゃない歳月が流れましたがマスターはまだ生きてるのかな。歳はマスターとは10歳も離れてなく、ママさんとはもっと近いはずですから・・・順当なら生きているはずですが、自分の歳もアラカンですから、こればっかりはなんとも言えません。
そう思い出すと急に懐かしくなって、学生時代によく行っていた大学周辺の喫茶店とか、定食屋がどうなっているかをグーグルマップで調べてみました。便利な時代になったものです。
結果は・・・あははは、歳月は残酷です。それこそ根こそぎ消滅していました。卒業からでも35年ぐらいは経っていますから、減っているとは思っていましたが、一軒も残っていないのはちょっとショックでした。
もっとも35年も経てば代替わりも必要でしょうから、そうなるのかもしれませんが1軒ぐらいは残っていると予想してましたからね。もちろん廃業とかなくて移転したのかもしれませんが、これ以上の追跡は無理です。あのマスターやママさん、さらに子どもさんたちはどうしているのかな。
なんか昔を懐かしんでホワイトオークを飲んでみたくなりました。でも飲まない方が良いですよね。このウイスキーを彩るのは青春の記憶であり、思い出の味は思い出の中にしか存在しないからです。
あの店で一緒に飲んだ友だち、あの時代の空気は二度と取り戻せないものです。あの時の記憶はキラキラと輝いていますが、あの輝きの時間が戻ることはないのが人生ってぐらいです。マスターやママさん、とくにママさんと過ぎ去りし時を語り合いたいと思いますが、あっちが覚えているかは・・・どうなんでしょうね。
ツーリングはご近所ツーリングぐらいでしたが、そこにあった江井ヶ島酒造にノスタルジックというか、妙にセンチになってしまいした。そういう歳ですよね。