小説家になろう計画2

とにもかくにも10万字の目標に到達し試作品を読んでもらったのですが感想は、

    歴史部分が難しい
評価してくれた人は、歴史にあんまり興味も知識もない方である分を差し引いて考えても重要な指摘です。メインはそちらですから、なんとか興味を持ってもらう手法が求められます。ほいでもってあれこれ手直しを試みたのですが、結論として、
    設定と構成が良くない
元が私のブログなので、どうしても私の分身である主人公が歴史をムックして解説する設定になってしまってますが、これじゃたしかにわかりにくい。設定として主人公とヒロインが一緒に謎を考えて、それを解いていく形式の方がベターな気がします。それと歴史部分とサイドストーリーの関連をもっと密接にする必要があります。構成としては、主人公とヒロインのラブロマンスが、歴史の謎解きとリンクしていく感じです。これにカクテルの話もからめて、最後に大団円にもっていくぐらいです。

現在の試作品は製作の手順の関係もあってまず歴史部分があり、これに強引にラブ・ロマンス部分を引っ付けた感じが拭いきれず、融合しているとは言いにくいところが多分にあります。最終的には冗長過ぎる歴史ムック部分を手際よく、リズムよくまとめ直して、もう少しラブ・ロマンス部分を膨らませてちょうど良いぐらいの気がしています。そのためには少々くど過ぎる歴史解説部分の大幅な手直しが必要になり、これに伴うラブ・ロマンス部分の改訂が求められます。

・・・と改善点は思い浮かんだのですが作業量は実に膨大です。気分だけは苦吟する小説家ってところでしょうか。