紹介文としては、
彼氏が欲しい高校生の明日菜にアプローチしてきたのは優等生の結城君。でも明日菜は気が乗りません。そんな関係の二人の間に現れたの学校随一の美女花屋敷さん。
呼び出された明日菜は結城君と恋人関係にあるかを聞かれます。違うと明日菜が答えると花屋敷さんは結城君に告白してゲット。
大学に進学した明日菜はついに彼氏が出来ます。それもイケメンのお金持ち。恋人関係のステップを積み上げ、社会人になった明日菜は結婚も視野に入れ始めます。
そこに起った大事件。運命の糸車は思わぬ巡り合わせを呼び寄せます。
長かったツーリング日和シリーズを一休みして恋愛物です。だからコトリもユッキーも出てきません。こういう恋愛物を書くにも少々歳を取り過ぎてはいるのですが、ジャンルとしては好きなのでご容赦ください。
難点は今どきの恋愛事情と離れすぎてるところです。これもあれこれ調べたことはあるのですが、たぶんですが昔とそれほど変わっていないはずです。それでも変わっているのはガシェットの気がしています。
そりゃ、連絡法が家電から個人持ちのスマホになってますからね。個人的にスマホはあんまり使わないので、この点はどうしても弱点になります。
それとこれは今と昔の大きな違いで、現在では異性の恋人どころか、異性の友だちの部屋に遊びに行くのにハードルが低そうな点です。この辺は田舎者でしたから、都市部ではそうだったのか、そもそもモテない男だったから縁が無かったのかは不明です。
それと遊びですね。一緒にゲームを楽しむのがポピュラーに感じます。これも風俗的にそうかもしれないぐらいは理解しても、自分ではやらないので実感に乏しすぎるぐらいです。だから知らないところはひたすらボカしています。
そうそう、これは書くほどの事ではありませんが、例の癌の影響はあって、手術から術後ケモの間は小説を書く気も、書く気力もなくなっていました。あれはさすがに辛かった。あんな事をやっている時に楽しい創造なんてとてもとてもです。
術後ケモがなんとか終わり、副作用が解消してきてようやく気力が戻ってきた言わば復帰第1作みたいなものです。だからどうしたって話ではないですけどね。最後に表紙です。