いくら頼まれても気が乗らないものは調べもしませんし、書きもしません。そのうえチラッと見ただけでウンザリしそうな案件だったのでパスのつもりだったのですが、少しだけ調べてみると案外書きやすそうだったのでトライしてみます。
まずスタート点です。つくい助産院「助産師愛ちゃんのひとりごと」10/20付「目から鱗」より、
信じる信じないは、個人の自由です。
ただ、これから子どもを産み育てていく女性は知っていた方が良いと思い、助産院のブログですがあえてここに貼り付けます。
私達に知らされていないこと、気付いていないことが沢山あるようです。
生まれてくる子供のために、今の子供たちが、本当の意味で幸せになれるように私達が知っていた方が良いことです。
ぜひ、下の動画を見てみて下さい。
非常に長いので、少しずつ見てみて下さい。
何度も言いますが、信じる信じないは、あなた次第です。(都市伝説のようですね)
http://www.youtube.com/watch?v=Zihamw5U530&feature=youtu.be
問題のYouTubeですがタイトルは、
濃縮覚醒 アメノウズメ塾中級編1~18 真実を取り戻せ!蘇れ魂 Awake soul!
本当はこれを見なければ行けないのですが、内容紹介に
3時間30分余りの動画です
そんなヒマが残念ながらありません。だからパスしたかったのですが、Thrive Movement in Japanにアメノウズメ塾の紹介があったので助かりました。つくい助産院ブログが紹介しているのは中級編ですが、初級扁も、上級編も紹介してありました。整理させて頂いて引用します。
初級扁 | 中級扁 | 上級編 |
本当に助かりました。これで3時間30分も付き合わずに済みます。こういう内容をこうされている訳で、それが問題ではないかが調査依頼です。どうでしょうねぇ。この手の世界陰謀論は伝統あるジャンルで、20世紀末に流行したものならノストラダムスの予言があります。フリーメーソンとかユダヤの陰謀、はたまたUFOから宇宙人まで手を変え、品を変え連綿と続いています。そういうのが好きな人がいるので市場があり、単に好みで笑っていても良い様な気がします。
もう一つ問題視されているのが、助産院の公式ブログである点です。いわゆる「助産師ともあろうものが」の指摘です。ここは難しい点もありますが、個人的には好ましいとは言い難いが許容範囲であるぐらいにしたいところです。微妙ですが思想信条の自由としたいところです。もっともこのYouTubeを信じる事によるメリット・デメリットは本人に帰する事だけは言うまでもありません。
たった1日分のブログで評価するのは好ましくありません。これは1日2食(その2)ですが、
1日2食について、別の記事があったので参考に下に貼り付けておきます。
人間1日3食になったのは、トーマス・エジソンが発明したトースターを 売るために 販売業者が朝食必要論を提唱したのがきっかけだとか・・・。
まずは、ともあれ見てみて下さい。
他にも、健康に良さそうなことがいっぱい載っています。
http://inedia.jp/breakfast.html
とりあえず、試してみたください!!!
エジソンがトースターを発明??? 引用文のリンク先は朝食有害説が展開されていますが、そこには確かに、
人間が朝食を摂るようになったきっかけは、
トーマス・エジソンが発明したトースターを売るために
販売業者が朝食必要論を提唱した事がきっかけであると言われています。
さらにその前段には、
一日三食という食生活は200年にも満たない浅い習慣です。
人間の食生活が一日三食になったのは近年になってからで、
それまでは昼食と夕食の一日二食が主流でした。
人間にはもともと、朝食という習慣がなかったのです。
へぇ、人間は昼食と夕食の2回食が古来の伝統だそうです。こんなものに反論するのも面倒ですが、とりあえずトースタの歴史をリンクしておきます。残念ながらエジソンの名前は出てきません。チャチなソースですがこの程度で必要かつ十分に思います。
食事に関しては、これもお手軽にwikipediaより「ランチの語源」です。
「ランチ」は、より正式な語「Lunchentach 」の略語として、1823年から使用された。オックスフォード英語辞典(OED)は、より実質的な食事の間の食事として1580年から「Lunchentach 」を記載している。
中世のドイツでは、OEDによるとnon lunchentach、nuncheontach が参照される。昼の一杯、エールとパンは、昼のディナーとサパーの間の追加の食事であり、干し草刈りや早めの収穫期の長時間の重労働の期間に食べる。
歴史的に食事は朝食と夕食の2回であり、日本では鎌倉時代の末期から昼食が登場してきたとされ、室町期の終盤である戦国期にはかなり広く普及しています。朝食有害説は他にも面白い説が散りばめてありますが、やりだすとキリが無いのでこの程度にしておきます。読まれた助産師の評価は、
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他にも、健康に良さそうなことがいっぱい載っています
これは8/9付ソルフェジオ周波数(528)についてですが、
とても心地よい曲があります。
下に貼り付けておきます。
ぜひ、聞いてみて下さい。
http://youtu.be/v2CvZ6MzMX0
なんでも、放射能で傷ついたDNAを修復する周波数だそうです。
他にも、色々な周波数があります。
目的に応じて、聞いてみて下さい。
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放射能で傷ついたDNAを修復する周波数だそうです
なかなか楽しい趣味をお持ちですが、推察できる事は信じやすい上に、根拠を確認しない傾向があるようです。趣味の領域なら別に構わないのですが、この助産師はいのちの話の講演を手広くやられております。平成12年から今までにHP上で確認できるだけでも95件の講演を行っています。対象は神奈川県が多いようですが、保育所から高校生まで手広くやられています。内容は
つくい助産院では、出産、妊娠など、命に関する講演のご依頼を承ります。
講演に関する詳細は、下記までお問い合わせ下さい。
つまりはわかりません。ですから講演内容自体は評価できません。ただここまで調べてきた限りでは、講演内容の準備姿勢に不安を感じざるを得ません。この方は、
こういう本も書かれているのですが、本を書くにしろ、講演を行なうにしろ、書くこと、話す事は通常は入念に調べるはずです。感覚や感想の部分はともかく、事実を根拠とする事は確認しておくのが常識かと思います。またそういう態度は日常にも自然に出ます。そういう姿勢が乏しければ日常の態度にやはり自然に出ると言う事です。まあ講演で話さなくとも、朝食有害論を賛美する方は学校現場にはあんまり相応しくなさそうな気がします。
甚だ簡単ではありますが、この程度で報告とします。これ以上穿るほどの調査対象とはとても思えません。なお調査料はエントリーの穴が埋められた事によって代えさせて頂きますので御了承下さい。