週末は小旅行

週末は家族サービスで有馬温泉に。なんとも平凡な選択ですが、何と言っても最短で20分ぐらいで着いてしまうぐらいの距離ですから、ノンビリするには最適です。

あんまり近いので少しヒネリを加えて土曜日はまず六甲山に上がる事に。そこでは5年生の娘とフィールドアスレチックにトライ。あきませんね、遂に体力負け。ほとんど付き合いましたが、先に息が上がったの私で、今日も筋肉痛で苦しんでいるのは私という情けない結果になってしまいました。来年もやったらもう絶対ついていけません。向こうは年毎に体力充実、こちらは年毎に体力凋落で話になりそうにありません。

翌日は北区にある山垣畜産にお買い物。ここは先週職員の間で話題になった激安店。結婚してからほとんど食料品を買う事は無くなったので、相場が曖昧ですが、私の目から見てもかなり安いのは間違いありません。奥様がイソイソと買い集めて、「今晩はステーキだ」の次第になりました。ステーキなんて年に1回どころか、6歳になる下の娘が生まれてから初めてじゃないかぐらい久しぶりです。

買っていたのはロース200gを3枚。何回も「3枚は多いぞ」と呪文のように私は繰り返していたのですが、言ってる私が1枚食べてしまい、なんとほぼ3枚が家族4人の胃の中に消えてしまいました。

「とうぶんステーキはいらない」と思うぐらい食べたのですが、異変は私にのみ起こる事になります。朝の3時ぐらいに胸焼けで目が覚め、まず胃薬を探すはめに。胸焼けは胃薬でそれなりに収まったのですが、朝5時ぐらいから今度は下痢。もう何回トイレに行ったことでしょう。10回までもうすぐというところです。痛くはないのですが「ピーヒャラ、ジャー」の繰り返しです。

腕が上がり難いぐらいの筋肉痛と間断なく襲ってくる便意をかみしめながら、つくづく若くない事を身に沁みて分からせていただきました。精神的に「まだ若い」という思いと、実際の胃腸と体の衰えのギャップは気合でどう否定しても克服は出来ないですね。

これは余談ですが、日曜日のお昼はこれも北区にある八間蔵と言う、うどん屋に行って来ました。この店は私の旧友が「美味しいよ」とお勧めの店で、麺食いの私としてはいつかチェックしておかなければならないと考えていた店です。何回も前を通っているのですが、いつも満員で行列つき。今回は11時開店を狙って行って見ました。

店内は民芸風というか、蔵作り風というか、田舎にあるにしては凝った作りで、そのまま三宮の店の内装と思っても良いぐらいです。で、肝心の味ですが、「そこそこは美味しい」です。私がざる、奥様がきつねだったのですが、一口目は「うまい」と感じたのですが、まずざるの方は麺に腰があるというより固い。腰があると固いは別のニュアンスで、腰は確かにありましたが、固過ぎるのが正直な印象です。

かけの方はどうかというと、きつねの揚げは上出来、固いと思った麺もかけのせいかマシになっていましたが、ツユが不出来。真面目には作っているようですが、どうにも麺とマッチしていない印象で、別々の味が喧嘩しているような印象です。気温が土曜と日曜で急変したので、その辺の茹で加減、ツユの調整が失敗だったのかもしれません。

私は麺食いなので評価はどうしても辛くなりますが、素直な評価は平均以上じゃないかと思います。一回で断定してしまうのは可哀そうなので、もう何回か食べてみたいとは思います。なんと言っても神戸では蕎麦も、うどんもなかなか美味しい店が少ないですからね。