次回作の紹介

 紹介文です。

 ツーリングファン社に勤める双葉が取材に向かったのは宮崎。そこで神話にちなみながらのツーリングで動画を作り上げるの目的です。


 高千穂で出会ったのがコトリとユッキー。とくにコトリは歴女と言うだけあって高千穂神話にも詳しくて宮崎マスツーをすることになります。


 双葉はネットで都市伝説の様に語られる噂のバイクを追っかけてもいましたが、高千穂で出会った2人がそうではないかと考え出します。さてさて、どんなツーリングになることやら。

 ツーリング日和シリーズもついに13作目。バイクが来ないばっかりに延々と書き連ねる羽目になっています。ちなみに第1作はオーダー直後ぐらいから始まっていますから、よくもまあ、厭もせずせずってところです。ツーリング日和シリーズのプロットは2つで、

  1. どこにツーリングに出かけるか
  2. 誰をコトリとユッキーに会わせるか
 13作にもなるとどちらもハードルが高くなります。とりあえず、いわゆる有名コースは行き尽くしていますし、コトリとユッキーのバイクを小型に設定していますから、高速道路が使えず行ける範囲も限られてしまいます。

 誰と出会うかも難問です。ツーリング小説ですから、偶然の出会いから成り行きのマスツーになるのは無理がないとしても男は使いにくい。男を出してコトリやユッキーと恋に落ちさせる手もありなのですが、大元のシリーズ設定の関係で実る恋にさせにくいのがあります。

 ですから、これまたありきたりですが後は読めばわかります。こればっかりは、どうしてもシチェーションのバラエティさに欠けてしまうのは無念なところです。だから書籍化されないはほっとけです。出来ないからネットで燻っているぐらい自覚しています。

 そんな事はともかく、マスツー相手にキャラを引き立てないといけないのですが、これもこれだけ回数を重ねると、どうしても似て来るのが避けようもありません。そうそう個性的なキャラを紡ぎあげるのも限界があるじゃないですか(だから才能が乏しいもほっとけだ)。誰にも迷惑をかけずに片隅で趣味で書いてるだけですからヨシとしています。

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