キャッシュレス化への試み

 世代的にキャッシュレスのツールはカードしかなかったのですが、世の潮流として長い目で見て強まりそうなので、それなりに対応しておくことにしました。

 これは決してバカにしている訳ではありませんが、スマホ決済でレジで詰まる高齢者の姿を見たからです。そういうことにチャレンジする姿勢は称賛すべきものですが、自分は出来たらああなりたくないぐらいです。

 そこで新しくなったスマホにアプリを入れてみました。入れたアプリが悪かったのかどうかは何とも言えませんが、なかなか設定に難儀させられました。

 それでも動いてくれたので、まずは使える店のチェックです。これが簡単そうでややこしいものです。世の中には多種多様のキャッシュレス決済システムがあるのですが、たいがいはレジのところに使えるシステムが列挙されています。

 それは良いのですが、自分のシステムが使えるかどうかを一瞬で確認するのは簡単ではありませんでした。そりゃ、あれだけ並んでますからね。昭和の時代のカード決済だけの比じゃありません。それでも日常で使う店はどこでも使えるようです。

 次はどうやって使うかです。これもまたレジでバリエーションがあります。有人と無人だけでもやり方が違いますからね。

 後は実戦。実戦もクソもレジでスマホのアプリを開いて示すだけと言われそうですが、アプリを起動するタイミングとか、スマホ画面の示し方とか。そこで無様な姿をさらすのはやはり避けたいのが本音です。

 で便利かどうかですが、個人的にはメンドクサイ。その理由が笑われそうですが、そもそもスマホを常時持ち歩く習慣がないことです。というか昼間は殆ど使わないのです。カバンに突っ込んだままで、メイルが来ようが、LINEが来ようが、電話が来ようがほったらかしの体たらく。

 だからちょっとした買い物によく忘れます。レジで持っていないのを気づくのはザラです。だから意識しないと忘れてしまいます。

 それと持って歩くのが鬱陶しい。これも夏以外なら上着のポケットにでも突っ込めるのですが、夏は困ります。とういのも胸ポケットにスマホを入れるのが好きでないのです。理由はかがむと落っこちるです。

 もちろん、こんなものは慣れですから、必要となればなんとかなるはずです。つうか、慣れないと社会の迷惑になりかねません。とりあえず、一通り出来るようになったので、なんとか時代の後ろぐらいを付いて行けそうな気がした次第です。