カスタム沼

 オーダーから6か月しても未だに来ない次のバイクですが、モンキーと言えばカスタムと言われるぐらい有名です。これは50cc時代からそうで、125ccになっても続いています。先にお断りしておきます。

    どんなカスタムをしようがオーナーの自由
 あれこれ規制が厳しくなっているクルマに較べてバイク、とくに車検の無い250cc未満、さらに言えば125cc未満の原付二種ともなれば、ここまでするかってカスタムはあります。

 個人的に予算があれば考慮したいのはタコメーター。付いてないのですよね。必要かと言われれば微妙なところで、慣らし運転にはあった方が良いぐらいで、走りに慣れたら、あんまり見ない気もしています。バイクの性格から、タコ見ながら走行性能の限界を目指すバイクじゃないですからね。

 ただタコには時計が付いているものもあります。そうなんです、時計も付いていないのです。そんなもの腕時計を見れば十分の意見もありますが、ウェアから見にくいのが時計です。

 時計だって本当に必要かと言われれば困るところがありますが、今のスクーターには付いていますから、できたら欲しいぐらいです。つうか、付けとけと思うのが正直な気持ちです。とりあえず安いカシオでも買って巻き付けときましょうか。

 グリップヒーターとリアボックスの話は前にしましたから省略させて頂いて、後はとりあえずいらんかなってところです。カスタムの王道と言えばマフラーですが、純正のものにさして不満が見えません。

 これもたぶんぐらいですが、あれだけマフラーを替える人が多いのは、馬力のアップとか、スタイルの見栄えもあるでしょうが、音へのこだわりだと思っています。バイクで音にこだわる人は昔から多いですからね。まあ実際に走ってからの評価になります。

 純正のデザインで気になるのはエアクリーナーです。あれはブサイクですし、プラスチックが安っぽいとは思います。とはいえカスタム品に飛びつきたいほどの魅力があるかと言われれば微妙過ぎます。純粋に好みの問題で気が乗りません。

 真剣に悩んでいるのがオイルクーラーです。必要性はゼロに限りなく近いのですが、ツーリング日和シリーズのカスタムで付けてしまってるからです。そこまで似せても気づく人も皆無に近いので、おそらく永遠の棚上げになりそうです。

 後も山ほどカスタムパーツはあるようですが、これまた個人的にやり過ぎに見えるのがボアアップ。よく車種変更が出来たものだとまず感心します。だってですよ、ボアアップすれば原付二種から中型になりますからね。

 そりゃ、ボアアップすればスピードが出るだけでなく、高速や自動車専用道を走れるのは魅力ですが、その代わりに任意保険や税金とかで失うものが多すぎる気がします。それだったら、素直に中型を買った方が良さそうにしか見えないのです。あの車格で高速は無理がありそうですもの。

 この辺はどうバイクを乗るかの指向性の違いが大きいところです。通勤がメインで、気が向けばツーリングがやりたい程度の人間がどこまでカスタムに手を入れるかって話ぐらいでしょうか。とにもかくにも実車が来てくれないと、先に進まないのが悲しいところです。