政府も本音はともかく表向きは断固たる決意で開催のようです。まあ、巨大な建設費をかけていますし、開催による様々な利権、逆に中止となった時の損害賠償問題とか色々あるのだと思っています。
ですが現実として選手団を派遣できる国がどれほどあるかは疑問です。細かいことを言えば、選手選考は去年のもので良いのかもありますし、国情によって違うでしょうが練習はどうなっているのかもあります。国によっては感染対策費用で、選手団派遣費用さえ苦しいところもある気がします。
完全に外野の意見ですが、1回飛ばして仕切り直しは出来ないものかと思っています。次が2024年ですから、そこまで延期してしまうです。そこまで行ってもコロナ禍がどうなっているかは不確定のところがありますが、ワクチンがそれなりに有効ならば、現在よりマシな状況になっている期待があります。
ただこれも五輪が巨大な利権になってるのは日本だけでないようで、2024年のパリ、2028年のロサンゼルスが順送りに賛成してくれるかと言えば、これまた容易ではないようです。遅らせるのなら2032年になんて話もあるとか、ないとか。
どうも今年出来なければ、そのまま東京開催は飛ぶのが既定事項になっているようです。もちろん、最終的にどうなるかは不明です。そのためか、
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無観客開催
もっとも当然のように出てくる声は、そこまでするなら中止せよです。その辺は五輪のために精進を重ねている選手を持ち上げるプロパガンダでこれから対抗していくぐらいでしょうか。
もう少し具体的に考えると、選手団及び役員はワクチン義務付けにするぐらいはあるはずです。これでコロナ・フリーみたいな扱いです。その考えの延長線として、観客もワクチン済ならコロナ・フリーみたいな考え方も出てくる可能性はあります。そりゃ、無観客は避けたいでしょうから、
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五輪を見たけりゃ、ワクチン打っとけ
これも5月になってみないとわかりませんが、ワクチン供給及び接種機関がどれぐらいになっているのか不透明過ぎる部分があります。う~んと、う~んと、そうなると出て来そうなのは、
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五輪観客チケット保有者には優先接種♪
なんか嫌なことを思いついてしまいました。五輪で、
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ワクチン済 = コロナ・フリー
誤解はしないで欲しいのですが、それぐらいワクチンが効果を発揮欲しいと切望しています。そうなってくれないとコロナ禍の出口がまた見えなくなるからです。ただこれは実際に接種して、どれぐらい効果があるかを確認してからになります。
とにかくまだ積み重ねらた実績の無いワクチンです。厳格な臨床試験により一定の効果はありますが、果たして終生免疫になってくれるのか、そうでないのか。現れつつある変異種の効果はどうなのかなど、それこそ接種して一定期間が過ぎて見ないと確認できません。
それでも五輪も含めてどうなるのかは、今年の内にかなり見れてしまいますね。