「グラフにするとこんなに差が」のチョットした補足

オマージュにさせて頂いたのはssd様のグラフにするとこんなに差がです。とりあえず話題の9/18付河北新報グラフです。

このグラフ自体についてはssd様と重複するので控えます。以下補足情報です。ネタモトは、です。これが現在のデータのどこに相関するのが非常にわかりにくかったのですが、大崎市には
  • 古川・志田地区
  • 遠田地区
  • 加美・玉造地区
こうあるようです。この3つの地区のデータをすべて足すのか、それとも古川方式の古川・志田地区だけを指しているのか不明だったのですが、ここは古川方式(8病院1診療所)のデータの継続だろうとして解釈します。理由は単純で平日夜間を診療しているのは古川地区のみだからです。マスコミ情報も合わせて年次推移をグラフにすると、
ゼロ点グラフにするとこうなります。9/18付河北新報には、

適正利用の啓発が奏功した時期はあったが

おそらく2006年度に1万人を超えて啓発作戦を行ったのでしょうが、増加圧力に抗し切れていないと言うところでしょうか。私も「奏効」はチト言い過ぎかと思いますが、大辞泉によれば奏効とは、

ききめがあらわれること。「新薬が―する」

「ききめ」の目標によって評価は変わります。たとえば1万人以下が「ききめ」の目標であれば2007年度・2008年度は啓発が「奏効」していたと言えなくもありません。記者なり行政サイドがどこに奏効の基準を置かれていたかは判りませんでした。もう一つ気になったのは

    輪番制の平日夜間診療の利用者数推移
これは参照データの

古川・志田地区:平日夜間(土曜日午後含む)診療地区別患者状況

これに対応するデータと考えます。そうなると休日はどうなんだになります。これは別に集計されていました。同じ古川・志田地区の分をグラフにしておくと、

残念ながら2006年度以降のデータは見つけられませんでした。ちなみに現在の大崎市人口は約13万人で記事によると、

06〜11年度平均では、受診者の26.4%が市外

つう事は市内が73.6%になります。以上チョットした補足でした。