ネタガレだぁ

スランプもあるのか日曜日から延々とネタを探し続けているのですがお手上げです。本音は休載なのですが、ほんの軽い日常のこぼれ話でお茶を濁します。


ある時にふと目に止まったのがWiFiスピーカー。システムとしては無線でスピーカーが鳴るです。bluetoothであるのは知っていましたがWiFiであるのは興味を魅かれました。これなら配線無用でスピーカーをどこにでも設置できるです。実はと言うほどのものではありませんが、院内に放送設備を設けており、BGMを流す事は可能にはなっています。

開院当初のヒマな時には使っていたのですが、BGMは同じ曲が流れると速やかに「飽きる」つうのがあり、今はクリスマスと正月しか使っていません。診療所でありしかも小児科ですから、流せるBGMの範囲が限定されると言うのもある意味ネックです。開院時の企画倒れの設備の一つです。

この放送設備ですが、さらなるネックがあって、費用節約で診療所部分しか鳴らないつうのもあります。診療所のBGMの現状は上記した通りですが、控え室ぐらいならもうちょと自由にBGMを流せるんじゃないかです。で、値段を調べたのですが結構高い。あれこれ考えた末に、「待とう」で話は終ってしまいました。ま、控え室でも「飽きる」のは同じですから、そのために物珍しさで設置するには「もったいない」です。1万円切ったら再考します。


今日はあちこち話が飛びますが、夏休みに職員の子供の自由研究の相談を受けたのをキッカケにして熱中したのが、ライブ・スチーム企画。ちなみにうちは娘ばかりなので工作物は興味無しです。自由研究のテーマ探しはすぐに終わったのですが、ライブ・スチームは子供の頃の憧れが急に燃え出して、あれこれ調べまわってました。

ライブ・スチームをやるためのネックは、

  1. 費用が莫大で百万円単位の投資がポンポン必要になる
  2. とにかくデカイので本体はもちろんですが、走らせるとなるとデッカイ広場みたいな庭が必要
  3. 工作も半端じゃ無いので、専用の工具をそろえた工作室が必要
超えられそうにない難関がすぐに3つばかり浮かんできます。これは絶対超えられないので、もっと手軽にコンパクトに出来ないかが調査の主題になります。すると技術の進歩は怖ろしいもので、なんとHOゲージのライブスチームが販売されています。これは驚きました。HOゲージなら現実味は格段に濃くなります。さらさらと費用を概算してみましたが、安上がりなら5万もあれば十分で、少し贅沢しても10万ぐらいで出来そうです。

ただここでもネックになるのがスペース。HOゲージと言えども線路を敷けば1畳ぐらいのスペースが必要です。つうか、それぐらいないと走らせる楽しみがありません。これも一時的に敷くだけでなく、常設でジオラマ化したいです。このスペースがどうしても捻り出せないです。あれこれ考えましたが、秋風と共に熱気が萎んでしまった次第です。現実はやはりシビアです。

これも醒めた言い方をすれば、一度走らせたらすぐに飽きるだろうと自問自答したら否定できないホロ苦さを噛みしめています。


そうそう、ライブスチーム企画のオマケみたいなものですが、いろんな物が市販されているのにワクワクさせられました。蒸気機関もあります、スターリングエンジンもあります、真空エンジンもありますし、Vツインエンジンもあります。子供の時の動力物のエンジンと言えばマブチのモーターか、ゴム動力しかなかった事を思うと隔世の感です。

これだけのパーツがあれば壮大なものが作れそうです。工作といえば、田舎だったせいもありますが、材木を調達するのさえ大変で、それこそ材木屋で建材を買ってくるなんて世界でした。工具もノコギリ、カナヅチ、カンナ、ノミの世界で、これらの工具を自在に操るのは子供では難しいものでした。ネジ、クギの類も本当のプロの店で買うしかなかったです。ペンキもそうです。

それが今では電動工具が安く手に入り、材料もホームセンターに行けば幾らでも売っています。ただ昔と変わってしまったのは、そんな工作を優雅にやる時間は無くなっているです。だって、自由研究のテーマを探す時に出された条件が「1日でできる事」でしたから、子供も忙しくなったものだと痛感した次第です。


結局のところ、色々企画だけは考えましたが、考えただけで何もしなかった夏と相成りました。世の中そんなものだと言う事で・・・。