ネタフリはまず7/3付朝日新聞より、
記事本体についてはリード部分の引用だけで十分かと思います。「EM菌」という微生物を川の水質浄化に用いる環境教育が、県内の学校に広がっている。普及団体は独自理論に基づく効果を主張するが、科学的には効果を疑問視する報告が多い。県は、効果を十分検証しないまま、学校に無償提供して利用を後押ししている。あいまいな効果を「事実」と教える教育に、批判の声も上がっている。
「凄えな!青森県」と言うぐらいの感想しか出ません。記事本体はこれぐらいにして個人的に注目したのは、
波動か・・・ここで定番のwikipediaのEM菌を覗いて見ると、
EM技術は波動測定器で検証することができる
「あったよなぁ、そんな装置」と思いながら確認してみる事にします。とりあえず有限会社アデックと言う会社のHPです。そこの代表者のメッセージの一部を引用します。
江本勝氏が広められた波動の概念は、すごい勢いで広がり一時期波動ブームがやって来ました。私は丁度その時に波動を扱う会社のど真ん中に居た訳ですが、その時に経験させて頂いた事が現在の基礎となっています。
弊社は、従来の波動測定器の概念を根底から変えてしまう全自動測定器を開発いたしました。当初は、従来の測定器よりも優れているのだから売れて当然と考えていたのですが、そう世の中は甘くはありませんでした。
江本勝氏と言えば水伝、水伝と言えば波動エネルギーと言う事になるのですが、ここの会社に注目したのは、この会社が従来の波動測定機を遥かに凌駕する製品を開発しているとしている点です。どんなものかと言うと、
でもってこの会社の波動測定の真実には色々書いてあるのですが、まず、現在最もポピュラーな波動測定機器は、波動を+/-21点で評価するのに用いらているMRAオリジナル・タイプと呼ばれるものです。このタイプにはLFTやMIRS、MAXなどがあります。
このタイプの中身には点数を出す機能的回路は存在しないということがサトルエネルギー学会の調査報告で出されています。
「波動を+/-21点で評価」と言う測定法も江本氏が研究の末、編み出した測定技術だそうです。そいでもってサトルエネルギー学会ですが、ここの代表は帯津良一氏で会長あいさつみたいなものがあるので一部紹介しておきます
21世紀に入り、病気や治療への取組み方に変化が見られ、Body身体性に偏った身体部分の故障を修繕する人間機械論的な治療から、Mind精神性やSpirit霊性のエネルギーを回復するより根源的な治療、つまり「癒し」への期待が表出してきています。「人間まるごと治療」、本質的な人間生命論への期待が大きなうねりとなってとなって現われてきました。
代替医療、補完医療、統合医療、ホメオパシー医療、ホリスティック医学など、様々な表現で精神性や霊性の生命の本質に迫る医療の研究が世界各地で展開されています。
役員名簿もあるので楽しめる方は楽しんでください。もちろん江本勝氏も名誉理事で名を連ねられております。サトルエネルギー学会はこの辺にして再び「波動測定の真実」からですが、
人体が波動と呼ばれる微弱なエネルギーや情報に微妙に反応していることは、過去の経験のなかで何度も体感していました。また、過去の文献や先人達の報告を見ても不思議な現象が多く存在することが解ってきました。
例えば、大村博士のバイ・デジタル・オーリングテストでは指を閉じる力が強くなったり弱くなったりすることを上手に利用して、薬と患者の相性を診断したり、患部を特定したりしています。他にもキネシオロジー、ダウジング、オーラメーター、ヒエロニムスマシン、ラジオニクス等々数えられないくらいあります。これらのほとんどが「波動」を測れるものなのです。
バイ・デジタル・オーリングテストとは日本バイ・ディジタル オーリングテスト協会てのがありまして、
バイ・ディジタルO−リングテストは、ニューヨーク在住の日本人医師大村恵昭先生 が創始・開発された医学的補助診断法です。
詳細は略です。寄り道が多くて申し訳ないのですが、問題の波動測定機の測定原理候補なんですが、
ここもダウジングは御存知の方が多いと思います。キネシオロジーはカイロプラクテックの発展形みたいなものです。ヒエロニムスマシンだけ解説しておくと、wikipediaより特に電気技術者のトーマス・ガレン・ヒエロニムス (Thomas Galen Hieronymus, 1895年 -1988年) はラジオニクス装置を自ら改良した装置(ヒエロニムスマシン)に毛虫の写真を載せて、畑の害虫を一晩で殺虫したという話で、一気にラジオニクス装置を有名にした。
何の事はないラジオニクスです。そいでもって波動測定器の原理は何かになります。波動テクノロジー研究所の波動測定機についてが興味深かったので紹介しておきます。
ところで、MRAもラジオニクスの流れから出てきたものに間違いありません。
あるときMRAの中を開けてみる機会がありました。コードが表示される部分と音を出す部分を見たところ、その二つは“電気的に意味の有る”つながり方をしていませんでした。信号のやりとりという意味ではつながっていません。
ですから、電気工学的には意味のある回路とはいえないのです。同じ装置のなかにただ一緒にセットしたよ、というだけです。しかし、MRAは効果がある、判定できる、人によっては百%近く当てられる、といいます。電気的な配線はなくても作動するということを考えれば、これはラジオニクスではないのでしょうか。
MRAの転写についても同様で、打ち込むコードの違いによって電流や電圧が変わるという仕組みになっていません。カップにはコイルが巻いてあって磁場は発生しますが、十二〜十三回しか巻いていませんから、そこから出る磁場は非常に弱いものです。なお悪いことには、中に電源トランスが入っていますから、そこから出る電磁エネルギーのほうが強いわけです。ふつうは電磁波を出さない防磁トランスを入れるものですが、測定器で計ったところ電磁波が漏れていました。とすると、磁気あるいは電磁波で転写するという説明はナンセンスだと思います。
解説を入れるのが非常に苦痛なのですが、ラジオニクス理論の創始者であり実践者であるアルバート・エイブラムスが開発したオシロクラストと言う治療装置があります。エイブラムス死後に機械を解体したところ、何の意味も無い電気回路であった事が証明されています。どうもラジオニクス理論の後継者にとって「電気工学的には意味のある回路とはいえない」である事が逆に正統なラジオニクス装置の証みたいになっているようです。どう言う事かと言えば、
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電気的な配線はなくても作動するということを考えれば、これはラジオニクスではないのでしょうか。
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MRAの転写についても同様で、打ち込むコードの違いによって電流や電圧が変わるという仕組みになっていません
十年ほど前に、ラジオニクス研究会の会員が、ウェインストック氏に「MRAはラジオニクスなのか」と尋ねたら、「そうだ」と答えたという話を聞きました。その後、江本勝氏が本を出版し、MRAやウェインストック氏が注目され始めました。私もMRAに関心をもち、ウェインストック氏にインタビューをしました。彼は私に、「いろいろな技術を集約して二十年前に作ったのがこのMRAだ」と言って装置を見せてくれました。
どうもウェインストック氏と言うのが波動測定機の発明者のようです。もう少し証拠が欲しいのですが、ここは船井幸雄のいま知らせたいことがかえって適切だと思います。
三十年くらい前から「波動」に注目し、二十年くらい前から、その探査技術を研究していた私は、江本勝さんがMRAを開発者のロナルド・ウェインストックさんから教えられて、これにとりくみはじめた80年代の終りからEAV、MRA、LFTなど波動探査装置や波動技術のことには、かなり詳しくなりました。
毎度毎度同じような話になるのですが、波動と言う考え方はヨーロッパ世界で古来よりあるとされます。東洋で言えば「気」みたいなものでしょうか。今でも魔術格闘系マンガで頻用されています。ただ波動医学の波動の創始者はアルバート・エイブラムスが100年以上前に唱えたラジオニクス理論に帰着するとして良いでしょう。EVAも、ホメパチも、水伝も自らのエネルギー原理をラジオニクス理論に置いています。
エイブラハムスが編み出したラジオニクス理論がこれだけ重用されるのは、出自が正統派であることと、なんちゅうても未知のエネルギーである波動を測定して見せた点だと思います。そして話題のEM菌もまたラジオニクスに結びついているです。そいでもって今回勉強になったのはラジオニクス装置が、
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電気工学的には意味のある回路とはいえない
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ライフフィールド・テスターVI型 300万円
ライフフィールド・アナライザーVII型 98万円
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ACTIVE LIFE World(ALW) 128万円(現在バーゲン中で96万円)
ふぅ。なんかもう、いちいちツッコミを入れなくとも、並べただけでお腹一杯になる波動測定機でした。