新型インフルエンザみたいなコント

ネタモトは僻地の産科医様の新型インフルエンザなコントo(^-^)o ..。*♡ in 博多ですが、もうちょっと膨らましてモディファイしてみます。

第一部:発端編

    厚労官僚:「メキシコで新型のインフルエンザが発生したとWHOが確認したようです」
    厚労大臣:「なに!、オールジャポンで水際作戦だ!!、発熱外来だ!!!」
    前線医師:「補償と対策費用は?」
    厚労官僚:「オールジャポンだからありません」
第二部:疑い例発見編
    厚労官僚:「横浜で疑い例が出たとの情報があります」
    厚労大臣:「すぐに情報を回せと伝えろ」
    横浜市長:「診断確認まで待ってください」
    厚労大臣:「オールジャポンだから待てるわけが無い!、直ちに記者会見だ!!」
    マスコミ:2ch情報を聞きつけて、ヘリまで飛ばしての大取材陣で御出動
    校長  :深夜の吊るし上げ記者会見に涙目
第三部:神戸・大阪発見編
    厚労官僚:「神戸で国内発生第1号が確認されました」
    厚労大臣:「なに、ただちにオールジャポンで封じ込めろ」
    厚労官僚:「感染ルートも不明で、続々と発見されています。あっ、大阪からも発見されたの報告が・・・」
    厚労大臣:「ハラホレヒレハレ・・・現地の事は現地にオールジャポンで丸投げにする。後はオールジャポンでヨロシク♪」
    厚労官僚:「御意、我々で善処いたします」
第四部:国内発見後対策検討会議編
    厚労官僚A:「えらい増えちまったな」
    厚労官僚B:「まったく医者はクソ真面目で困りまんな。ほいでも、ただのインフルエンザみたいでっせ」
    厚労官僚A:「でも感染対策は第二段階を死守せよみたいだから、封じ込め対策を考えないといけない」
    厚労官僚B:「ほなら、発見せえへんちゅうのはどうだっか」
    厚労官僚A:「なるほど、それは妙案だ。ばれずに合法的になるように事務連絡と通達をばら撒こう」
第五部:新封じ込め対策現場編
    前線医師:「インフルエンザA型陽性です。新型確認のためにPCR検査お願いします」
    保健所 :「メキシコ、カナダ、アメリカの渡航歴はありますか?」
    前線医師:「ありません」
    保健所 :「では季節性だから検査は不要です」

    前線医師:「インフルエンザA型陽性です。新型確認のためにPCR検査お願いします」
    保健所 :「メキシコ、カナダ、アメリカの渡航歴はありますか?」
    前線医師:「渡航歴はありませんが、他にも同じ学校の発熱患者が2人います」
    保健所 :「3人じゃないから検査は不要です」

    厚労官僚:「新型患者の発生が急速に減ってきています」
    厚労大臣:「これこそオールジャポンの底力だ」
第六部:博多騒動編

福岡で新型インフルエンザが発見され、感染拡大防止のために発見患者の行動経路を福岡市は極めて詳細に発表

    前線医師:「ありゃ〜、インフルエンザA型陽性だよ〜。PCR検査しなくちゃ〜」
    発熱患者:「ぇえ〜。わし博多やけん、新型だったら街歩けの〜なるぅ。たのむから、PCR検査はやめてくんさい」
    前線医師:「それもそうだが・・・いや、やはり地域の感染対策のためPCRはしないといけない。保健所に連絡しますよ、いいですね」
    発熱患者:「殺生な・・・」
    前線医師:「PCR検査をお願いします」
    保健所 :「メキシコ、カナダ、アメリカへの渡航歴、もしくは関西への旅行歴、もしくは博多区板付中学校校区のうろつき歴はありますか?」
    前線医師:「ないようです」
    保健所 :「季節性インフルエンザですから、検査は不要です」

    厚労官僚:「福岡の集団感染も早期に終息する見通しです」
    厚労大臣:「ウム、やはりオールジャポンで対応すれば終息は早い」
    厚労官僚:「WHOがフェーズを6に上げましたが?」
    厚労大臣:「オールジャポンで対応している日本の対策に変更は不要だ!!」
第七部:博多後の対策検討会議編
    厚労官僚A:「発見封じ込め作戦は、すこしやりすぎだったかな?」
    厚労官僚B:「まったく、役人連中ときたら融通がきかへんから困りまんな」
    厚労官僚A:「下手すると我々に責任問題が飛び火しかねない状態だよ」
    厚労官僚B:「ちょびっと緩めまひょか」
    厚労官僚A:「そうだな、発熱相談センターの壁を潜り抜けたのと、定点医療機関ぐらいは緩和するか」
    厚労官僚B:「もう夏やし、少々緩めても、よろしおまんやろ。マスコミも飽きてきたみたいでっさかい」
かくしてコントはまだまだ続くのであった。チャンチャン♪