明日は8.20

逮捕劇から2年半が経ちました。2年半の歳月は医療を取り巻く情勢を大きく変化させました。衝撃の2.18の時には

    「この事件が有罪ならば日本の医療は崩壊する」
こういう思いが事件を知る医師の間を駆け巡りました。この事件の重要性は2年半を経過しても全く変りませんが、判決の衝撃の質は変わってきています。
    「たとえこの事件が無罪でも日本の医療は崩壊する」
それでも被告産科医師が無罪であるとの願いは1mgも変っていません。

無罪なのか有罪なのか、無罪であっても判決文で割り箸訴訟のように「厳しく指摘」みたいな体裁を取るか取らないか。また有罪にしても全面有罪なのか、医師法21条がらみで一部有罪みたいな形式にするのか。さらに無罪であれ有罪であれ控訴はどうなるか・・・すべては明日下されます。この事件には多くの医師が関心を寄せ、関心を寄せた大部分の医師は無罪を確信しています。確信の根拠は「なんとなく」の方もおられるかもしれませんが、多くは有志による裁判状況の詳細を読み、これについて加えられた解説も合わせて読んで無罪を確信しています。


2年半前の2.18以来、医療界に大きな翳を落とし続けてきたこの事件の節目が明日です。当ブログでもささやかながら支援の声を上げてきましたが、明日の判決を前にもう一度声を上げたいと思います。


我々は福島大野病院事件で逮捕された産婦人科医の無罪を信じ支援します。


このフレーズも2年越しになり、明日の判決に対してはやや相応しくなくなっているかもしれませんが、このフレーズの下で明日の無罪判決を信じてきたので今日も使います。私だけではなく、この裁判の詳細を追いかけ続けてきた者の思いは、


当然無罪である


良ければ明日の判決を前にもう一度、この思いをコメントにして頂ければと願っています。(ただしコメ欄のキャパシティの関係で短めでよろしく)