5800本

5/13にボールペン作戦のエントリーを書いて、HPができたのが5/17だったかな、いや5/18かもしれませんが、そこから10日ほどでボールペン発注量が5800本になったようで、これを読んで腰が抜けそうになっています。だって、だって、当初の構想ではとりあえず100本作って配ってみようでした。ツブクリの私の診療所の経営感覚はともかくとして、moto様でさえ発注は1本とか2本単位で来るだろうと考えていましたし、そうなると100人の希望者が必要ですから「そんなに希望者がいるかな?」が構想段階の一番の心配だったのが嘘のようです。

正直なところ100本作って残ったら、残りは私が買い取れば良いと考えてました。20本や30本は最低でも希望者は出てくるでしょうから、残りは私とmoto様が折半すれば事務経費で落とせない事はありませんし、ボールペンは実用品ですから40本ぐらいあっても確実に使います。とくにうちは手書きカルテですから、1年もあれば余裕で消費しますからね。だからmoto様が発注したと聞いた後、「しまった銘柄にもう少しこだわっておけば・・・」なんて事を頭に思い浮かべたものです。

しかし医師を舐めたらあきませんね。希望の最初の方でいきなり「とりあえず100本」てな声が挙がったのは魂消ました。でもよく考えれば100本と言っても1万円ほどですから、ビックリするような金額ではありません。それでも某SNSで「100本!、100本!」てな注文が相次いだので「注文は100本単位ですか?」なんて質問が出たのも仰天物です。ボールペン作戦の基本は、

    送料は希望者負担で、1本から無料で配布します。良かったら運動を広げるために寄付してね。
これは今でも変わってませんので、よろしくお願いします。

それと発注量が多すぎて、ボールペンの同色モデルがなくなったようです。HPの試作品写真ではブルーになっていますが、4501本目から色が変わるそうです。これも一つの事件のように感じます。何色になるかですが、とりあえずスモークが有力候補だそうです。有力候補といったところで、現時点では1本も出来上がっていない状態ですので、色合いと字体云々と言っても評価しようがないのですが、注文量だけが積み重なっているようです。嬉しい悲鳴と言うところでしょうか。

moto様がその実行力で立ち上げた企画ですが、ちょこっと裏話を。裏話と言っても内密の話ではなく、当ブログのコメント欄に公開されているお話ですが、ボールペン作戦の企画の始まりの始まりです。この話のスタートは実はネット広告論から始まってまして、

信仰告白論と言うのは、う〜んと、興味があれば探して読んでください。相当なコメント数を費やして出てきたのが、

そうだな。だから、この「信仰告白」運動は、加藤先生が無罪になった後も、毎年毎年、記念日として、続けていくといいですよ。
まんじゅうに、「私は福島の産科医の無罪を信じ支援します」って書いて、福島で売り出す・・てのは、ちょっと違うな。
鉛筆とか、メモ用紙に「私は福島の産科医の無罪を信じ支援します」ってロゴみたいに入れるってのはどうかな?で、製薬会社に協賛を仰いで、作らせる。「私は福島の産科医の無罪を信じ支援します」○○製薬〔クラリス〕(笑。これ販促で配られたら、医者のツボだから、その日の抗生剤全部クラリスにしちゃうお医者さん続出じゃないかしらん。
医院の待合におくゴミ箱なんかもいいですね。患者さんがゴミ捨てるときに「私は福島の産科医の無罪を信じ支援します」。これなら嫌味なさそう。

そうなんです、ボールペン企画の最初は「まんじゅう」だったのです。この時点では「まんじゅう」はさすがにで、「メモ帳」とかなぜか「ゴミ箱」がアイデアとして並んでいます。経過だけ並べると謎々ですが、観念的な話が「まんじゅう」に具現化しボールペンに変化した事になります。それにしても「まんじゅう」にならなくて本当に良かったと思います。生ものは衛生管理が大変ですし、甘党の味の批評も厳しいところですからね。ボールペン作戦についての具体的なお話はサイドバーにリンクしてありますので、協力しようと思われる方は一度のぞいてみてください。


今日は異様に短いのですが、どうも昨日から微熱があって不調です。このエントリーも5月の終わりに書いたストックネタで、もう少し膨らませるはずだったのですが、今日は頭が回らないのでゴメンナサイ。