ゴミは不要

言うまでもなく開業医であり日医会員である私のところには医師会経由で配布物がやってきます。そんなものの一つが昨日Faxで届きました。内容は日医HPにもありますが、IDとPWが必要なので、転写します。

日本医師会会員に対する

MMJ(The Mainichi Medical Journal,編集・発行:毎日新聞社)の無償配布

および個人情報の提供について


 この度,毎日新聞社より,同社発行の医学情報雑誌『MMJ(The Mainichi Medical Journal)』を本会会員へ毎号無償提供したいという申し出があり,本会で検討の結果,受諾することといたしました.近日中に毎日新聞社より見本誌が送られる予定でございます.見本誌の中には,継続送付のご希望についての確認用紙を同封してございます.

 つきましては,本会は見本誌送付の目的で,会員の氏名,送付先を印字した宛名ラベルを下記の要領で毎日新聞社に提供したいと考えておりますが,これは会員の個人情報の目的外使用にあたるため,もし会員において宛名ラベルの提供を拒否される場合は,所定の様式を下記よりダウンロードし,必要事項をご記入のうえFAXにて本会生涯教育課までお申し出ください.

 上記により宛名ラベルの提供を拒否する旨を本会宛に申し出られた方は,見本誌送付者から除外いたします.  

MMJ(The Mainichi Medical Journal)の無償配布に係る

個人情報の提供について

1.提供先:毎日新聞社

2.利用目的:
   MMJ(The Mainichi Medical Journal,編集・発行:毎日新聞社)見本誌の送付

3.対象:日本医師会全会員

4.提供する個人データの項目:(1)漢字氏名,(2)文書送付先住所

5.提供の手段または方法:宛名ラベル

6.提供拒否の請求方法および受付期間:

(1)請求方法: 所定の様式を日本医師会ホームページよりダウンロードし,FAXにてお申し出ください. >>様式のPDFファイルはこちら
(2)受付期間: 平成19年3月1日〜3月31日

※詳細については,下記にお問い合わせください.
  日本医師会生涯教育課生涯教育係 03-3942-6139(直通)

昔なら問答無用で会員宅に郵送されたのでしょうが、さすがは個人情報保護法の時代となり、郵送のための住所を開示しても良いかの確認が必要になっているようです。「ふ〜ん」と思ったのですが、やはり気になるのは編集・発行しているところです。ここは脊髄反射が起こって「いらない」の結論に0.1秒で達しました。

断るには所定の様式が必要と言う事ですが、これもメンバーズルーム内にありますのでDLしておきました。医籍番号を書かなければならないのが厄介でしたが、書式を埋めていったのですが、「利用停止等請求の理由」なる欄があり、どうしたものかと思ったのですが、編集・発行しているところが気に喰わない旨を書きFaxし一丁上がりです。

それからバタバタと外来が終了して帰宅し、考え直してみると、もう少し上手な利用法が無かったかと少し後悔の念が出てきました。ネット医師なら拒否する者は多いと思うのですが、どうせなら同じ「利用停止等請求の理由」にすればおもしろかったのにです。自分の分は出してしまったので仕方が無いのですが、我ながら面白みの無い理由です。そこであれこれ文案をひねくっていたのですが、短くして、短くして、

    (マス)ゴミは不要
(マス)も不要かと思いましたが、そこまで省略すると予備知識の無い人には理解できないかと考え、最低限として残しています。もし今から拒否Faxを送る方がおられればご参考にしてください。

ここまでは昨晩考えたのですが、なんと言ってもこの雑誌の配布対象は医師会員ですから、ネット医師の比率があまり高くないと考えます。そこで拒否運動を起してもたいしてインパクトがありません。何か一工夫ないかと考えたのですが、ゲリラ的に日医会員以外から「利用停止等請求の理由」だけ書いてFaxで送るのはアリかと思います。ただしFaxとなると発信元がばれますのでそこは問題です。どうもこのゲリラ戦術は品が良くないですね。

ゲリラ戦術はともかく、正当に拒否できる方は良ければ参考にしてください。もっともわざと読んで燃料にするのも、捨てがたい戦略ですからその辺は適当に御判断ください。

工夫次第でもう少しおもしろい扱いが出来そうなネタでしたが、書いてみるとイマイチでした。