今年最後になり定番の10大ニュースがマスコミを中心にされていますが、ごくごく身の回りの10大ニュースを上げたいと思います。
第1位 引越し
- これは神戸の人でないとわかり難いのですが、開業時に住んでいたのが長田で、診療所のある六甲道までは神戸の中心街である三宮を通り抜ける必要がありました。クルマでだいたい40分ぐらいですが、二人の娘が長田の小学校と幼稚園に通っている関係で、奥様がこの距離を一日2往復する必要がありました。私自身も診察が夜7時まであるので、帰宅がどうしても9時ごろになり、仕事が忙しくなるにつれ、この負担がボディーブローのように応えていました。
しんどいのなら引越しすればよいと言うわけで、去年の年末から家探し。これが思いも寄らぬほどの難作業となり、なかなか「これは」という物件が出てこなかったのです。子供が絡むとこんなに家探しが大変とは予想外でした。校区と通勤距離と駐車場、居住面積と家賃、半分あきらめかけていた時にヒョイと見つかったのが今の家です。
まさしく掘り出し物で、うちの職員からもよくあんな所にそれだけの物件を見つけたものだと感心されました。あんな所と言うのはビックリするぐらいの高級住宅地で、隣の家も見に行った時にマンションと勘違いするほどのビルです。筋向いの家もどこかの美術館と思わせるほどの建物で、そのクラスの豪邸がゴロゴロしているところです。娘の同級生のマンションも娘曰く「リビングだけでうちと一緒ぐらい」との事です。
職住接近のお蔭で通勤の負担が減り体がとっても楽になりました。
- 何回かこのブログでも取り上げましたが、引越しに伴い通勤用にベスパを購入しました。これには販売店を探すだけで難渋し、買った後も始動の悪さにしばしば苦渋を強いられていますが、それでもなんとか走っています。始動の悪さは最終的にバッテリィー充電でカバーできる事が判明したため、なんとか冬を乗り切る算段がついたところです。10年ぶりのバイクライフ、もう少しお金に余裕が出来てセカンドカーが実現する日まで愛用するつもりです。う〜ん10年単位で先の話かな。
- 私自身が仕事を離れてプライベートまで一緒に行動するのが好きな人種ではありませんから、こんなものはしようとも考えていませんでした。ところが夏休みに家族旅行をどうしようかと話をしているうちに盛り上がり、うちの家族旅行に職員の家族が便乗する事になってしまったのです。「それじゃ」と言う事で、夏に予定していたビールパーティを中止して旅行の運びになってしまったのです。
企画は盛り上がって終わり、職員の声としてしばらく恒例にしようということで来年もするそうです。今時珍しい職員もいるもんですが、どうやら職員は全員小さな子供がいるので、一緒に行った方が子供同士で遊んでくれて親の負担が軽くなるとの狙いのようです。と言う事は後7〜8年は続くのでしょうね。
- これも引越し効果なんでしょうか、ノンビリ屋の長女が突然中学受験をすると言い始めました。転校前の学校は1学年1クラス、地域柄もあって「受験」なんて言葉はごく一部の例外例の世界でしたが、こちらは全国的にも有名な私立中学がごく近所にあり、学校でも受験をすると言うのが「当たり前｣の世界であるようなんです。
たしかに歩いていける範囲に松蔭、海星、親和とあり、娘には関係ありませんが六甲も近くです。これも娘には違う意味で無関係ですが、神戸女学院も通学に無理があるほどの距離ではなく、そういう場所柄からも受験には熱心なようです。まあ頑張ってくれれば良いのですが、まだ競争試験の意味合いを完全には理解していないらしく、どうなる事やら心配は心配です。
- 1月から診療所HP充実の一環としてブログを始めました。当初は完全にプライベート版で、フリーウェアのブログソフトをネットで拾い、これをサーバーにアップロードしてのスタートです。ところがフリーウェアの悲しさで、半年ぐらいであちこちにバグの影響が現れ始め、ついにそれ以上の継続が不可能となってしまったのです。
どうしたものかと考えましたが、一大決心をして7月からメジャー進出することにしました。最初からそうしておけと言われそうですが、当時は当時なりの事情があったとお察しください。
どこにするかも幾つか候補があったのですが、最終的にはこの「はてなダイアリー」を選びました。プライベート版のときは大して読者はおらず、1日5〜6人程度のものでしたが、さすがは「はてな」、読者の数が桁違いです。身が引き締まる思いで書いております。
- このブログでも取り上げましたが、うちの診療所のHPのcoffee breakのコーナーにある佐野仙好選手のエピソードがウィキペディアの外部リンクに載りました。ウィキペディアがどれほどのものであるかは評価が分かれるところがあるとは思いますが、ネット上ではそれなりにメジャーなものと思っています。私の雑文もついにメジャーデビューだと一人で喜んだ次第です。
来年はどこかが本にすると言ってくれないでかね。そうなれば今度はプロとしてのデビューだと舞い上がるのですが、こればっかりは夢でしょうね。自分の実力は自分が良く知っていますので、せいぜい素人にしてはよく書けているが、プロとしての商品では売り物にならないと言う程度ですからね。それでも、そんな夢だけは持っておくのは誰の迷惑にもならないですから、来年も新作に励む事にします。ゆっくり書く時間がなくなってきているのが問題ですが。
